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067:ノースサンド村調査 冒険者ギルド登録

ナナ達ピース民は、調査部隊を編成して調査に向かった。


実際のところはエリスからの情報で数量的な情報は得られているので実態を確認するための調査だった。

目的の村は「ノースサンド」という村。

最北端の村となる。その先は死の森にあたり、領土的にも最北端として位置付られているためである。


死の森は、実質的に攻略不可能であるため人間族、魔族、エルフ族と3つの大きな部族で不可侵条約を締結しており誰の支配下でもなくそして領有権を持たないことを約束した土地である。

各部族の全ての国がこの条約に参加している。

その背景としては、過去に各国が攻略を仕向けすべての国が失敗した経験に基づくものである。

それほどに難攻不落の土地として認識されているのである。


ノースサンド村にナナたちとリアルタイムな情報共有のためにエリスの球体ロボットが参加して調査に挑んでいる。



「レオさん。そろそろノースサンド村でごじゃる」


≪お、意外と早く到着したな。途中問題はなかったか?≫


「特に問題ないでごじゃる。では、数名の編成で村に旅人として潜入するでごじゃるよ。残りは周辺待機及びその他情報収集に努めるでごじゃる。」


≪そうか。直接の支援はできないが、危険がないよう慎重に頼むぞ≫


「承知でごじゃるよ。こういうのは私たちはプロでごじゃる。」


≪今後、上手く付き合うための情報収集だ。頼りにしているよ。≫


今の時期は冬支度に忙しい時期だろう。

冬を乗り越えられるのかは、収穫した作物量、防寒対策がいかにできるかが重要なのだった。


ナナは村に入るため、門番がいる関所で受付をする。


「はい。次。身分証を呈示してくれ。後は通行料だ。」


「申し訳ないでごじゃる。途中、魔物との闘いで紛失したでごじゃるよ。荷物は無事だったでごじゃるが、貴重品類がダメになってしまったでごじゃる。ギルドカードを発行したいでごじゃる。」


「ごじゃる?あ、あぁ。そりゃ災難だったな。では、犯罪者などの類じゃないか確認させてもらう。クリスタルオーブに手を触れてくれ。」


クリスタルオーブ。

名前やステータス、所属する国家、犯罪歴などを表示するオーブ。スキル、ユニークスキル、装備などは判別されない。

錬金術師が製作できるアイテムだ。

村を運営するためには必須となるアイテムであり、関所やギルドなどに設置されているもの。

レオが使う鑑定よりも劣化版のものと考えていい。


ナナたちはクリスタルオーブに手を当てる。


「よし、特に問題無いな。金銭類も紛失したってことだな。人間か…後払いで結構。冒険者ギルドで発行してもらって、資金繰りができたら支払ってくれ。これが、請求書だ。」


他国が隣接する国境でなく同じ人間族であれば、寛容な仕組みになっていることが多い。

特に傭兵や冒険者となれば、事故による紛失は多く資金調達力も高いと見られてこういった措置が取られる。クリスタルオーブがあるからこそできることではある。

ちなみに、こういった情報もエリスが仕入れた情報だ。


「村に入ったでごじゃる。まずは冒険者ギルドでギルドカードを発行するでごじゃるよ。」


≪さっそく、村に入れたか。冒険者ギルドかー。なんか憧れるね。≫


「そうでごじゃるか?以外でごじゃる。まあ今度、ギルドカード発行するといいでごじゃる。」


ちなみに、エリスの球体は透明化している。

今まで使う機会はなかったが球体の固有スキルだ。

ナナは受付に向かう。


「いらっしゃいませ。冒険者ギルドノースサンド支部です。何か御用ですか?」


「ギルドカードを発行したいのでごじゃる。ただ、手持ちがなく素材を元手にしてもらえるでごじゃるか?」


「はい。承知しました。素材は何を納品されますか?」


「近隣で獲得したドロップ品でごじゃる。」


死の森の素材をいきなり渡すと目立つため、村に来るまでに出没した魔物を討伐した。


「九尾狐の素材ですね。なかなかの実力者ですね。今の時期、毛皮は需要が高いので相場も高くなっています。結構な量がありますね。」


九尾狐

九本の尾を持ち、邪悪な魔力を操る魔狐。人間を誘惑し、操り、自らの思うがままに操ることができる。また、炎の攻撃や、幻覚を見せて相手を惑わせる魔法を使う。

素材は以下の通り。

①九尾の尾:薬の素材、錬金素材となる。睡眠を誘発する成分がある。

②狐の毛皮:扱いやすい毛皮で、防寒具などを作るのにつかわれる。

③魔狐の結晶:魔力が宿る結晶。微量な魔力回復が可能。


先ほど同様に、クリスタルオーブに手をのせ情報を表示する。

それを錬金術で製作されたカードに記録される。


「ギルドカード発行が完了しました。Fランクですね。発行料が加盟料となりますので、こちらが差し引いた素材の料金です。初回発行のようですね。よければ説明しますがいかがいたしますか?」


「お願いするでごじゃる。」


冒険者ギルドの仕組みは以下の通りだ。

1.ギルドマスター

冒険者ギルドを運営する人物で、ギルド内の全ての事務作業や組織運営を取り仕切る役職。また、冒険者たちからの報告や依頼を受け付け、適切な報酬を設定する。

2.冒険者登録

冒険者になるためには、冒険者ギルドに登録する必要がある。クリスタルオーブで情報を収集して登録する。上位ランクに登録するには、冒険者の実力や経験値などを評価され、合格する必要がある。登録することで、依頼の受け取りや情報交換ができるようになる。

3.依頼の受け取り

冒険者は、ギルドに寄せられた依頼を受け取ることができる。依頼には報酬が設定されており、報酬の額は依頼の難易度や危険度に応じて異なる。

この中には、戦争参加の依頼や物資補給の依頼も多く存在する。

4.依頼の達成

冒険者は、依頼を達成することで報酬を獲得することができる。依頼の達成には、単独での行動や仲間との協力が必要となる場合がある。

不正防止の観点や各種損害を賠償するために失敗した際には、違約金が発生する。

5.情報交換

冒険者たちは、ギルド内で情報交換を行うことができる。この情報は、新しい依頼の発見や冒険の成功につながることがある。

6.冒険者ランク

冒険者には、経験値や実績に応じたランクが設定されている。ランクが上がることで、より難しい依頼や報酬の高い依頼を受け取ることができるようになる。

7.ギルドハウス

冒険者ギルドには、冒険者たちが宿泊できる施設が用意されている。この施設には、冒険者が集まって情報交換を行ったり、仲間を探したりすることができる。


・・・・

「と、大体は以上になりますが、質問ありますか?」


「ありがとうでごじゃる。」


「はい。では、依頼以外にも今回のような素材納品は随時受け付けていますから、またよろしくお願いしますね。九尾狐を討伐できるのですから、もっと上のランクを目指せそうですね。期待しています。」


「頑張るでごじゃるよ。ではまた」


その後、関所に行って通行料を支払った。

すぐに支払ったためか印象が良かったようだ。


こうして、身分を確保して村の調査が可能となった。


面白いかも…

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