066:開拓始めます
今朝は、卵焼きとパン、リンゴなどの果物を食べる。大体いつもこんな感じのメニュー。
パンはピース民たちが作ってくれているものを食べている。
この世界の人たちは、一日一食であることが多いらしい。
それだけ食料危機ということだろう。
一方でピース民たちは戦闘民族であり常時戦争しているようなところに召喚されていたらしい。
そのときは、1日2食だったらしい。
そこで、俺が1日3食を原則とすることを発表したらみんなびっくり。
でも慣れてみれば食についても楽しみがあることがわかったことと、レベルアップにも貢献できるという現金な法則もわかって1日3食で馴染んでいる。
「さてと、開拓に向かうとしますか。じゃあ役割に応じて、開拓組はついてきてくれ」
号令と共に役割に応じた作業に移る。
エイトたちは輸送する係と俺と共についてくる警備係と別れている。
ナナたちは農作業やその他作業があるので、大半は残る。
俺の付き添いは必ずいるので一部ついてくる。今日はナナか。
ルナは子育てです。いつも頑張ってるね。
子どもたちは可愛いね。
ちなみに、エリスも俺に同行している。最近、エリスも『万能道具』を使えるようになったのだ。
なので開拓を手伝ってくれるようになった。
死の森の木材は非常に優秀なのだが、普通の斧では伐採不可能だ。可能ではあるが、1本切るのに複数の斧が必要になるのでコスパが非常に悪い。
そのため、こういった開拓は俺の仕事となっていた。
まずはデコボコになっている土地を整地していく。
そして丸太を仮置きしておくスペースを確保する。作業スペースのために伐採などもする。
スペースが確保できたら開拓していく。
目先は住む場所と倉庫を製作することが目標になるので、必要なスペースを土地を確保することが目指すマイルストーンだ。
「こんな風にひたすら開拓するのも久々だな。というか、もう寒いし、そろそろ雪が降って積もり始めるころかな。」
「レオ。そうですね。天気予報からすると、数日後には、雪が降ります。」
「おぉ。そうか。防寒具も準備してもらっているし雪の中での作業になるかね。」
話によると数十センチは常時積もるらしいので、厳しい環境と言わざるを得ないだろう。
「雪かきとか大変そうだな。まあ仕方ないか。」
夕方になってくると寒くなってくるので、焚き火などもしながら暖を取るスペースも確保している。
エイトなども時折そこで休憩している。
周辺警備で魔物討伐などもしてくるので、ドロップ品を確認したりと様々な作業スペースになっている。
「主君。ところで交易等をするとのことですが、それまでの道はどうされるつもりで。」
まったく考えてなかったな。
一番近いとされる村までも、馬車を使って数日程度かかるということなので、そこまでは森林が続いているということだろう。
ということはそこまでの道も開拓しないといけないということか。
しばらくは開拓の作業が続きそうだな…
「このあたりの作業が落ち着いたら、道を造るとするよ…」
「いやはや、大事業でごじゃるね。」
「さすがは我が主君である。覇道の道が見えますぞ!」
どんな道だよ。
林業として木材自体売れるくらいには増えそうだな…。邪魔だから売っていいかもしれない。
そういえば、オーソドックスに交易するなら馬車が必要になるのか。
馬どうしようかな。テイムするしかないかな。
「まあ先は長いことがわかっているから、本格的な交易を模索するのは来年の春だろうな。」
そういうペースではある。
道を作るのが春に間に合うのかは謎だ。
「冬の間に、一番近くの村の情報収集をしてくるでごじゃる。」
まずは人間族の村、その次に魔族、エルフと一番近い村を確認してくるそうだ。
まあ辺境の地だからそこまで大きい村は無いだろうが。
その後は、管轄する貴族の情報収集等をしてくるとのことだった。
そのためのメンバーを編成するとのこと。
「まあそうだな。情報収集は必要だ。気を付けて頼む。」
「任せるでごじゃるよ。訓練の成果を見せるときでごじゃる。」
ちゃくちゃくと村としての機能を持つべく準備を進めている。
面白いかも…
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