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063:転送陣の設置完了

転送陣の稼働に必要なエネルギーとなるハイマナポーションの充填に必要な量が確保できたので、

拠点にある転送陣には充填を実施して完了した。

『魔力の水晶』は、タンクのようになっており普通にガソリン入れるような感じで補給する感じがどこかアナログに思えた。


「じゃあ、向こう側への設置よろしく頼むよ。」


アリアさんたち精霊と、球体のエリスがサポートとして向かうことになった。

その様子は、本体のエリスからリアルタイムに動画で共有されることになっている。


精霊とは言えどエリスのように全体の状況を知ることはできないので、

とても強力な支援なのだとか。



「レオさん。確実に転送陣を設置してきますから安心してくださいね。」


アリアさんたち精霊はやる気に満ち溢れている様子だった。


「まあ、仮に壊れてもまた作りますから気軽に行ってください。」


「レオ。成功確率は95%ですから問題はないでしょう。特殊なイレギュラーが無ければ任務は寒水できます。」


どういうイレギュラーを想定しているのかはわからないけど、その5%がないことを祈るよ。


そういって、アリアさんたち精霊は飛び立っていった。

しばらく時間がかかるということなので、俺たちは通常の作業に戻っていった。


死の森は、広い森林に山脈を超えた先もさらに森林となって過酷な環境となっている。

まずこの山脈を超えることが至難の業となっており、頂上付近は常に雪が積もっている。環境が全く違うものなのだ。

そこから振り下ろす冷たい風があるため、年間を通して風は涼しいものになっているので、

夏は暑くても風が気持ちいいのが特徴なのだろう。


まずは、この山脈の頂上目掛けて動いているようで、

エリスから共有される動画には、そこに向かって移動している様子がわかる。

ゲームのようだなほんと。


農作業をしながらエリスに問いかける。ちなみに、葡萄畑を拡張しているところだ。


「移動のほうは順調か?」


「レオ。特に問題はありません。ワイバーンなどを避けての移動をしていますので、空の脅威はありません。あり得るとするとするとドラゴンの飛来になりますが、特にドラゴンがこちらに移動する様子もありませんので問題はありません。」


ドラゴンって…。まあそういうのもいるだろうな。


「レオ。ドラゴンも魔族に属しておりドラゴンが住む村などがあります。人間の姿になって過ごしています。ルナのようにテイムすることも可能です。最強種の一つですから難易度は高いですが。」


「そうなのか。ちなみに、ドラゴンが何で人の姿になるんだ?」


「はい。人間の姿のほうが燃費がいいからですね。ドラゴンの姿だと消費エネルギーが激しく必要なエネルギー量も増えてしまいます。ただし、ドラゴンの姿だろうと何百年も活動は可能ですから特別悪いとは言えないかとは思います。」


「3分の行動制限とかあっても困るしね。ほかには何か?」


「ドラゴンも人との交流や交易等はしますから、そのほうが何かと都合がいいのかと思います。」


ドラゴンも交易するのかぁ。仮に接触があった場合は、拠点で取れる作物やダイヤモンドのような鉱石類は交易対象になるかな。そういった関係性は築けるだろうか。


こんなこと考えながら、アリアさんたちの様子を見てみると、山の頂上付近に到達しているようだった。

一面真っ白な雪景色。当然誰も来ることはないので、足跡も何もないきれいな状態だ。


「こりゃ寒そうだな。」


「レオ。現在、現地の気温はマイナス20度です。」


そりゃ凍えてしまうね。相当な対策とらないと駄目な場所だな。

風も強そうなので、体感温度はさらに厳しそう。

一気に進んでいるのか、頂上を超えて向こう側が見える。


「お、超えたな。やはり一面森なんだな。もっと奥のほうになると人が住むエリアになるのか。」


「はい。しばらく森ですが一番近い村は、死の森を抜けて馬車で3日程度のところにあります。」


なるほどな。転送陣の存在を考えると新しい拠点も死の森内ってことになるのだろうな。


「そういえば、設置場所を聞いてなかったけど、どのあたりなんだ?」


「レオ。地図を投影します。」


地図が表示されて設置予定に赤いバツマークが表示されていた。

やはり死の森の中になっているが、森を抜ける場所からは近い位置となっていた。


「このあたりは死の森の中でも、魔物が少なく脅威が少ないエリアとなっているのと、平野が多く開拓に向いた場所となっています。また、少し移動すると粘土質の地層、洞窟や湖といった資源も多いのも選択した理由の一つです。」


今後の産業を開拓するうえでは条件が良いということか。


「そういう好条件な場所があるんだな。」


「はい。好条件な場所ですが、脅威が少ないといっても一般人ではひとたまりもない場所ですから仕方ありません。開拓不可能な現状が今の状況です。」


風の流れにも乗っていてかなりの速度が出ているようだ。

そろそろ到着できそうだろうか。


もう少し農作業等をしていたあたりでエリスに声をかけられる。


「レオ。そろそろ予定の土地に到着です。」


「お、そろそろか。」


到着地点は、少し開けた場所となっており作業をするにはうってつけの場所だった。

通常は深い森林で埋まっているが、こういうひらけたところもたまにある。


「レオさん。これから設置作業を始めますね。」


「はい。よろしく頼むよ。」


設置といっても木箱を外すだけで設置できるから難しい作業はない。

精霊たちが合図を出しながら外していった。

問題なく設置ができたようだ。



「レオさん。これから預かったハイマナポーションを使ってエネルギー充填します。」


どんどんハイマナポーションを補給して作業が進んでいく。

そのうちに満タンになった。準備完了だ。


「アリアさん。ありがとう。設置完了ですね。」


いよいよ、転送が可能になる。

これから忙しくなるぞ。

面白いかも…

続きが気になる!


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