006:世界樹周辺での釣り
世界樹周辺の川はとても綺麗でたくさんの魚が生息している。
まあ、魔物も混ざってるんだけ。
水辺に大きな口を持つ不気味な魚が泳いでいるのを発見しました。それはファングフィッシュと呼ばれる魔物だ。
鑑定すると以下のように結果が出てくる。
ファングフィッシュ
属性: 水
特徴: 鋭い歯を持つ魚のような魔物。水辺に生息し、主に小型の魚類を狙う。
弱点: 雷属性の攻撃
戦闘に備えて、万能道具を槍に変形させる。槍が道具なのかはわからないけど、シンプルな形に該当するからだろう。
それはともかく、準備万端でファングフィッシュに立ち向かった。
ファングフィッシュは素早く水中を泳ぎ回り、俺に向かって突進してくる。槍を手に、ファングフィッシュの口に突き刺しましたが、その攻撃は致命傷にならず、ファングフィッシュの怒りを買ってしまったようだ。
ファングフィッシュは再び突進し、噛みつこうとする。
俺は素早く回避し、カウンター攻撃。ファングフィッシュにダメージを与えました。
しかし、ファングフィッシュはまだ生きていた。なかなか強いな。
怒り狂ったように俺に襲いかかり、口を開けて噛みつこうとする。俺は再び回避し、槍を突き刺した。今度はしっかりと刺さり、ファングフィッシュは光とともに消えた。
俺は「ファングフィッシュの牙」というアイテムを手に入れた。数が多く手に入れることができるのが特徴で、なぜか矢じりのような牙をしているので弓矢材料になる。
これは武器や防具の素材に使うことができる素材だった。
周辺には魔物はいないようなので、釣りを始めようと思う。
釣り竿は木材から作成することができる。スキルは万能ですな。
釣り糸がなくて困っていました。そこで、森に住むツリーウィーバーに目をつけました。ツリーウィーバーはとても細い糸を作ることができる魔物だ。
そのツリーウィーバーと戦闘を開始し、激しい戦いの末にツリーウィーバーを倒す。その魔物が張っていた蜘蛛の巣からも細い糸を手に入れた。
俺は加工スキルを使って、その糸を釣り糸に加工することにした。糸を巻いたり、結び目をつけたりして、美しい釣り糸を作り上げた。
釣り針は、ファングフィッシュの牙を加工して作成。
それから、川に向かって釣りを始めました。エサは、川辺にある小さい虫を使う。
しばらくして、シクリッドという川魚を釣り上げました。俺は大満足で、その日の釣りを終えました。
シクリッド:体型が丸く、大きな口を持つ魚です。縄張り意識が強い。
拠点に戻り、調理を開始する。
きれいに水洗いしてから調理を始める。
まず、魚の内臓を取り除き、骨を取るために包丁で身を切り分ける。包丁は万能道具。
そのあとは、焼き石台で調理する。
結構大きい魚なので、切り身だけでもボリュームがある。
あー塩とかあればよかった。
「鉱山周辺にある岩塩を確保するか塩湖が存在しているエリアが近くにあるので、塩水を確保することで塩は生成できます」
「なるほど、明日は、鉱石と塩水の確保かなぁ」
いい感じに焼きあがったので食す。
魚の身自体に味が乗っていて、調味料がなくてもとても美味しかった。
これはある程度量をそろえて、いつでも食べれるように確保しておきたいな。
その後、再び釣りに出かけ、日が落ちるまで、ファングフィッシュを討伐したりシクリッドを釣ったりして過ごした。
ファングフィッシュの切り身を手に入れたので、夕食として食べてみたが、こちらは調味料が欲しくなるシンプルな味だった。いわゆる白身魚って感じか?
面白いかも…
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