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033:最強種ワーウルフ

ワーウルフ。

彼らは夜になると狼のような姿に変身して活動することができる。


俺のもとに『ワーウルフ』と名乗る女性が現れた。というか、偶然森の中で出会った。

結構ボロボロだ。


「人間…?なぜこんなところに。名前はルナ。ワーウルフ。敵意は無い…」

「おぉ。喋れるのか。俺はレオだ。よろしく。」


彼女の名前はルナ。

灰色の髪の毛でベリーショート。筋肉質で機敏な動きができそうなスタイルだ。

服装は、原始的な服を着ており、動物性レザーを衣服に仕立てた質素なものだった。


というかボロボロで、いま、魔物に襲われたら最後じゃないかって感じになっている。

なんだろう。おなかが膨れている。


「(レオ。このワーウルフは、妊娠しているようです。)」

「(なるほど…。助けないわけにはいけないね。)」


俺はなんとか力になれないかと思った。

とりあえずは治療が必要だ。


「ボロボロだが大丈夫か?ほら、ポーション飲みなよ」


「これは…?…飲む」


最初は疑っていたようで匂いなどを確認していた。

しかし何か判断できる能力があるのか、疑いをやめて飲み始めた。


みるみるうちに回復していく。さすがポーションだね。


「ん、…すごい飲み物…助かった。」


「よかったよかった。手持ちの無いけど、パンでも食べるか?飲み物もあるぞ」


マジックバッグに保管している食糧を渡す。

美味しいものとすぐわかったのか、ヨダレが出ている。

とりあえずあげたら、食いついた。


「ん、美味い。もっと欲しい。」


まあそうだよな。とはいえ、手持ちはあまり無い。

基本的に最低限しか持ち歩いていないから。


「だったら、俺たちが住んでいるところに来るか?」


「いく。」


エリスによると、ワーウルフはいわゆる狼。

知能がかなり高く。人間に紛れて生活が可能なほどだという。

夜になるとウルフにも変身が可能で、最強種の一つであるワーウルフとなるらしい。

最強種か。この死の森で最強種と言われるのに、不思議と恐怖感は感じないな。


「レオ。恐らくテイムモンスターとして、テイム可能ではないかと思います。レオが問題はないと判断したら交渉してみては。」


確かに、テイムできそうな気はする。


住処に近付いていくと、ピース民が臨戦態勢になっているのがわかった。

隠密行動でいつでも交戦可能か状態だったが、ルナには筒抜けだった。


「こいつら、何?」


「あー!待て待て!この子はルナ。お客様だよ!体制解除!」


俺の掛け声に従い全員集まってきた。ナナが近寄る。


「これは、失礼したでごじゃる。敵じゃなくて安心したでごじゃる。」


ナナは、ルナに謝罪していた。


「ん。問題ない」


「突然すまなかったな。ルナは怪我をしていたところを介抱したんだ。お腹が空いているらしく、食事を賄ってもらえるか。」


「御意でごじゃる。」


ピース民は規律の取れた動きで元の生活に戻り、食事の準備に取り掛かってくれた。



その後しっかりと食べて満腹になっていた。

一応確認として、お腹のことを聞いた。


「その聞きにくい話ではあるが、そのお腹は妊娠してるのか?」


「ん。そう。」


やっぱりそうか。


「えーと、そのパートナーさんは?」


「死んだ。私を庇って。隠れ家バレてやられた。」


あー。ちょっと悪いこと聞いてしまった。

「なんかごめん。嫌なこと思い出させた。」


「私たちが悪い。当然の結果。」


自然界の摂理ですか。割とあっさりしている。


あとは、この妊娠している状況でどうするかだが。

まあ、ここにいてもらうのもかまわないが。

「今後はどうする?しばらく、ここにいても構わないが。」


「ん。ここ良い。住みたい。レオ、契できるはず。スライムとかとも契してる。」


「もしかして、テイムのことか?」


「テイムというのか。ならそれ。」


願ったり叶ったりな話だ。

ルナはテイムのやり方は理解しているらしく、テイムを意識した瞬間、俺とルナは激しい光に包まれて俺の中に吸い込まれるように消えた。


「レオ。最強種と言われる魔物をテイムすると今のような減少が起きるようで経験値も一気に獲得されるようです。」


「ん。これで家族。よろしく。身籠ってる間は弱い。産んだら戻る。」


「家族か。そうだね。よろしくな。」


「身籠ってる間は弱いでごじゃるか。それでも我々は、相手にならないでごじゃるよ…。」

ナナは少し落ち込んでいた。


「ナナ。ワーウルフは前衛最強種の一つです。あまり落ち込む必要はありませんよ。」


「まあ、そうでごじゃるな。」



「とりあえず、ナナたちが住む場所の空き部屋を使ってもらってくれ。」


「御意でごしゃる」


ナナに案内されていった。

出産準備しておくか。エリスに色々必要なものを教えてもらうことにした。


これは、忙しくなりそうだ。

面白いかも…

続きが気になる!


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