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016:ソルトスライム

2023/02/25 22時も更新いたします。

朝起きて、外に出ると新しいスライムが誕生していることに気付く。

このスライムは、普通のスライムとは違って、身体の表面が白く、ふわふわとした感触があった。

周りのスライムたちは、その姿に興味津々で近寄っていた。


「おお、これは新しいスライムか!なんだかかわいらしいな!」

でも、その色は……白い。あのスライムは大丈夫なのかな?

「レオ。新種のスライムです。」


ノーマルスライムたちは新しいスライムに近づき、触れ合っていた。

すると、新しいスライムの表面に何か白い粒状のものが現れた。それは、小さな塩の結晶だった。


「おお、これは何だ?白い粒が出てきたよ。なんだろう?」


エリスは、新しいスライムの身体に付いた白い粒を興味津々で調べていた。

すると、新しいスライムの周りには、どこからともなく塩の結晶が現れ、どんどん増えていった。


「おお、これはなんだ?まさか、このスライムが塩を作っているのか?

それに驚きだ。新しいスライムは、力が強いな。」


新しいスライムは、身体表面から塩を生成しているようだった。

周りのノーマルスライムたちは、驚きと興味を持って、新しいスライムに寄り添っていた。


「ええと、最初に考えられるのは、塩湖の水を摂取したことが原因でしょうね。」とエリスが口を開いた。

「なるほど、なぜそう思うんだ?」


「塩分濃度の高い環境で生まれたスライムが、塩分濃度の低い環境で生まれたスライムよりも、体内に塩分をためやすいことが分かっています。鉱山周辺の塩湖に生息するスライムが、塩分をたくさん含んだ水を摂取して、体内にため込んだ結果、このようなソルトスライムが誕生した可能性が高いですね。」


エリスの分析によると、鉱山近くにある塩湖からの水を摂取したことが、このスライムが塩を生成する力を手に入れた理由であることがわかった。

これはソルトスライムという種類であるという。


彼らは、鉱山や塩湖に特に多く生息していることが分かりましたが、時には都市の下水道や工場の排水溝にも条件が合えば誕生するようだ。



「それにしても、塩を生成するって本当にすごいな。どうやってそれを実現しているんだろう?」と俺は驚いた様子で言った。


「おそらく、スライムの体液の中に含まれる成分が、塩を生成することができるのでしょう。スライムは、消化によって体液を再生するために、さまざまな酵素を持っています。それらの酵素が、何らかの理由で塩を生成する反応を引き起こしたのではないでしょうか。」とエリスが仮説を立てる。


どちらにせよ、このソルトスライムは、自然と塩を生成するという特性があるため、貴重な存在となる。

また、食用にもなるので、ソルトスライムが活躍するシーンは多いだろう。

彼らの生み出す塩は非常に純度が高く、味も非常に良いという特徴があったため、多くの料理人たちがその価値を認められることになるだろう。

当然、塩の需要は高い。


「なるほど、なるほど。でも、このソルトスライムをどうしたらいいんだろう?」

俺は少し悩んでいた。


「まずは、このスライムの特性をよく調べる必要がありますね。塩分濃度が高い環境で生まれたスライムが、通常のスライムとは違う特性を持っていることがあるかもしれません。また、塩分を含んだ体液が、どのような作用を持っているのかも調べる必要があります。そうすれば、このスライムをどう活用するかのアイデアも浮かぶかもしれません。」とエリスが提案した。


「そうだな、まずは調査から始めよう。このスライムは、どんな特性を持っているんだろうか?」

俺は決意を込めて言った。


二人は、新しいスライムであるソルトスライムの調査を始めたのであった。


その日のうちに塩湖の調査を開始し、しばらくして塩水に接したソルトスライムは鉱物のような結晶を作り始めたことが明らかになる。

塩水は餌となっているようだが、大量にはいらないようだ。

その後、生まれる結晶は、塩分が濃縮された環境で発生し、ソルトスライムが摂取した塩分を処理するために形成されたものだ。っていうか生み出すほうが多いな。

魔素の影響だろうか。


その後、調理に使えるかどうかを検証するため、いくつかのレシピを試すことにした。

最初に試したのは、スープだった。野菜や肉を加えて塩を混ぜる。塩気がスープに加わり、独特の味わいになった。続いて試したのは、塩と肉を使った塩漬け肉を作成。

【調理】スキルにちゃんと反応するので、問題ないだろう。


最後に、サラダを作った。うん美味しい。


そうして、塩を生成するスライムの誕生と、その新たな特徴によって、より豊かな食卓を実現することができた。



面白いかも…

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