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010:精霊アリアからの依頼

「レオさん。頑張ってますね。生活に必要なものを順調に準備していますね」


精霊アリアさんがやってきた。

仕事といっていつも忙しそうにしているが、少し時間ができたのだろうか?


アリアさんは、小柄で可愛らしい容姿をしている。髪はショートヘアで、色は明るめのブラウン。瞳は大きく、淡いブルーをしている。


周りの人たちを明るくさせる存在。話しやすい性格で、誰とでもすぐに打ち解けられる雰囲気がある。芯の強さを感じさせるたたずまいも。


身体能力も高そうで、スリムな体型にもかかわらず、筋肉質で引き締まった体つきをしている。




「アリアさん、どうも。コツコツやってますよ。今日はどうしたんです?」


「今日はあなたの使命について、少し説明しようかと思いまして。」


確かに邪悪な存在がどうのだとお伽話ですかって感じだもんな。

少しは知りたい。


「世界樹データベースにアクセスできるエリスさんは何となく予測しているとは思いますが、

それを補正できそうな話をしておきたいと思います。」


こんな話らしい。

物語において主人公の使命は、魔素と言われる全ての源を循環させるようにすること。

循環が悪くなっていることで世界樹が管理できない領域が存在。

世界樹が魔素を使う側となり魔素を生み出すのは、コアクリスタルと言われる、この惑星の中心に存在するもの。

コアクリスタルにも精霊がいるらしい。最近はコンタクトも取れないのだとか。原因は世界樹側にあり相対的なパワーが足りないためなんだとか。


循環が悪くなることで問題になるのは、土地が魔素を吸収することになり、土壌品質が悪くなることや様々な生物の成長が阻害されること。

局所的な魔素溜まりが発生し、魔物の自然発生が多くなりスタンピードが多発すると、コアクリスタルのような役割を担ってしまうため、魔素を膨大に生み出すことなる。そのうえ、人や自然環境に影響が出て魔素の消費量が減る。

負のスパイラルが発生するということになる。


特にこのスタンピードが問題らしく、スタンピードを発生させる魔物が誕生しているようだ。

これが邪悪な存在となり一番問題となっているようだ。


「別にスタンピードを発生させている魔物を倒してほしいとかそういう話ではありません。

どちらかというと、それはこちらの仕事というか、こちらで対処する予定です。

レオさんには魔素の循環をすることに期待していますので、今の調子で生活してもらえればと思っているんです。」


「ということは、今やっているような活動すればいいのですか?

一人だとたかがしれているとは思いますが。」


「そうですね。可能なことであれば、人を集めて、村を作り、生産活動をする中で、人口を増やしていくような活動をしてほしいですね。」


「村づくりってことでしょうか…。世界樹が管理できていないところに飛ばされて、復興作業をしてほしいということでしょうか…。」


さすがに、死地の開拓は辛いし死んでしまう可能性が高い。

いくら、ステータス的には普通の人より強いとは言えども。食べないと死ぬと思うし、寝ないと動けなくなるだろうし。


「突然そんな人もいないようなところには飛ばしませんよ。安心してください。

一応、世界樹の森…死の森とも言われていますが、その境目あたりに飛ばす予定ですので安心してください。

ある程度候補は絞っていまして、人間族とエルフ族の間くらいの位置になります。歩いていけば1週間程度の位置を予定しています。我々の目の届く範囲ですよ。」


エルフ族ってのもいるのか。

あとは何だろう。エリスに聞いて理解を深めておこう。


「そっか。いろいろ考えてくれているんですね。助かります。」


「そこで拠点を作って、近くの村々と交流を持つことから始めてはいかがでしょうか。

辺境の田舎ということもあり、人間もエルフも温厚な性格で攻撃的ではありません。交流であったり、彼らに利がある話であれば喜ばれるでしょう。」


僕たちが作っているもの一つとっても、人間やエルフにとっては超高級品と受け止められるというエリスの情報があることを考えると、技術交流や何らかしらギブアンドテイクになるような提案をする必要があるだろう。

良いか悪いかはともかく、この世界では貴族制度をとっているようだ。貴族との争いになったり、争いにでもなれば本末転倒だしね。


「わかりました。お互いに利のある友好的な関係を築けるように頑張るよ。」



「あとは、最後お願いになります。世界樹からのクエストとでも受け止めてもらえればいいです。」


世界樹の森ならぬ死の森は、魔物が存在する、それも結構多い。

結界があるから問題ないようなものの、朝になって拠点周辺には、魔物が多く発生しており、

駆除するのが日課になっている。

そのおかげもあって、食料や素材は集まっているんだけども。


「魔物が多いのはご存じですよね。森の奥地ではスタンピードが頻繁に発生しており、我々精霊や世界樹が魔物の掃討をしています。

スタンピード全てが、世界の住人に向けられたら一たまりもないため、世界樹が引き受けているのが現状です。それでも受け止めきれず、世界各地でスタンピードが発生している状況です。

これが影響して、魔物への攻撃は、自分たちの生命エネルギーを犠牲にして実施されています。


そこで特別に【錬金術】スキルを授けますので、錬金術で生成したポーションを製作して献上してもらえませんか?特別なポーションである必要はありません。

世界樹は自然治癒ができず我々精霊が癒せるものでもありません。コアクリスタルとのバランスが崩れていることが原因かもしれませんが、唯一可能なのはこの世界で作られるポーションのみとわかっています。理由はよくわかっておりません。」


普通のポーションでいいんだな…。まあ世界樹自体がやられても困るしね。

スタンピード引き受けたり、凶悪な魔物が出没していたり、世界樹自体に、人が来るのって不可能だよね…。まさに死の森。


「わかりました。そのお話お受けします。それくらいはやらせてもらいますよ。」


ただ、瀕死なわけじゃないので余剰分でいいらしい。

ここにいる間は、ポーション作っても不要だろうから、暇を見つけて献上しよう。

面白いかも…

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