〜心の支柱〜
初投稿になります。
完成度や設定などがあまり良くないかもしれませんが、自分なりに楽しく書いていきたいと思います
よろしくお願いします
人間誰にでも心は存在する。しかし、心とはとても曖昧なものだ。
それは科学的に証明できず、それは人だったり物だったりし、それは生きてるうちに見つけ、それは一生その人に寄り添う。
そんな心の支柱を見つけるのはその人次第である
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その人は僕に全てを与えてくれた。
何も無かった真っ白な紙に色を与え、生き様に彩りを添えてくれた。
今の自分が幸せでいるのはその人のおかげだ。
「もうすぐ5年か。時の流れは早いな。」
その男は時の流れと共に、5年前の出来事も噛みしめながら外を眺める。
レゲエを聞き流しながら1人感傷に浸る
「いつもありがとう、僕のすぐそばにいてくれて」
5年前のことを思い出しながら男は昔のことを思い出していた
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その日は雲ひとつない晴天だった。
誰もいない1人の空間を青年は満喫していた。ただ空を眺め何もしない。青年にとっての至福だった。
「ねね、何してるの?なんかあるの?」
後ろから声をかけられ、思わず体が跳ねてしまった。ぼーっとしすぎて気づかなかったが、そこには1人の少女がいた。自分が見ていた方に何かあるのかと探すような仕草で空を見ている。
「何もないじゃん」
「それがいいんだよ、とても落ち着くんだ」
少女は首を傾げ、理解したように分かりやすく手を叩いた。
「わかった!友達いないんでしょ、ぼっち?」
「……!?えっ、別に…いや、そうだよ。だからずっと独りだ」
「ふーん、じゃあ、友達になったろか!私有桜っていうの、君は?」
「楽だよ」
「へー、珍し 楽くん、とりあえずお腹すいたからマルドでも行こ!」
「え、は?飯食ったばっk」
少女が少年の手を取り、走っていく。そんな行動に少年の理解は追いつけないまま、連れていかれた。
この日から、僕の心に色が足されていった