#1-2 いざ地上へ
個人的には気を付けていますが、文法が乱れている可能性があります。
アドバイスなどがあれば、してくださると嬉しいです。
※今回の話は読みにくいと感じるかもしれません。
探査員A「地上はどうなっているんだろうな」
探査員B「ん~、全世界共通の仕組みで、俺らが目覚める前に自然回復システムが自動的に起動して、最低限自然環境が復旧するようになっているから、意外にも緑が多いんじゃない?」
探査員A「そうかもな」
探査員たちの声と、足音だけが通路に響く。
そして地下5メートル地点、最後の隔壁が見えた。その圧倒的な体積と質量が少しずつ、横へずれて通り道を作る。
探査員C「おい道がないぞ!なんで土の壁が?!」
探査員A「恐らく長い年月が経ったがために、野ざらしだった通路は埋まってしまったのだろう」
探査員たちは仕方なく地上への通路を確保するため、自力で穴を掘り、道を作った。しかし、そんな彼らを待っていたのは、砂漠と化した土地だけだった。
探査員B「おい、嘘だろ...システムは動くはずじゃないのか。」
探査員D「いや、動かなかったわけじゃなかったみたい」と双眼鏡を覗きながら言う。
探査員Dの双眼鏡には、遠くに緑が見えたからだ。
探査員A「とりあえず、シェルターの外部無線のテストも兼ねて、このことを伝えよう」
探査員B「どうした?充電がされてなかったか?」
探査員C「おい、腕時計の表示が消えたぞ!」
探査員D「俺のもだ!」
探査員B「俺のは針がちゃんとうごくぞ?」
探査員A「身の回りの電子機器が動かない...通信ができないまま地上にいるのは危ないから、シェルターへ戻ろう」
一行は直ちに戻り、再び隔壁は閉ざされた。
【シェルター内】
通路から、地上の空気が入り始めたことで、人々は通路ヘ我先にと集まっていた。しかし、そんな喜びも一瞬で絶望に変わり果てた。「フロア3の電気制御コンピューターが止まったぞ!」、「ここもとまったぞ!」と、空気が流れてきた付近の電子機器が次々に止まっていった。だが、予備の機器で早急なダメージコントロールを行ったことで、最低限の生命維持機器は再び通電された。
そこへ、地上へたどり着いた探査員たちが、戻ってきた。
投稿は不定期です。