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第 1話 プロローグ

色々と小説を読み、何だか自分もと 全くのド素人です

温かい目でご指導のほど宜しくお願いします。

「うぁ~ やっと全てが終わった。」


「旦那様 お疲れさまでした。」

「貴方、お疲れ様でした これで、貴方の念願の楽隠居ですね」


「綾小路家の当主になって、30年か。。。。。  長かったのか、短かったのか」

「彩香にも色々と苦労を掛けたな、そして 南條 おまえにも苦労を掛けた。」


綾小路家は平安時代まで遡る名家で、陰陽師の大家、安倍晴明を始祖にもち、朝廷を始め各時代の権力者を影で支えてきた家系である。


家業は全国の稲荷大社を纏める神官である。

また、数千にも達する企業を傘下に収める世界でも有数の資産家でもあった。


綾小路家の現、いいや元当主である綾小路公麿は5年の引継ぎ期間を経て、長男の秀幸に家業の神官職及び、綾小路家の全権をシャーマン国際会議を最後に引き渡す事にした。


但し、所有と経営は完全に分離され、経営としての管理は次男の正幸が担当している

また、慈善事業やパトロンとしての権限は長女が担当と全て子供たちに無事に引継ぎを終えている



後はメキシコで各国から集まったシャーマン達との会議が終われば、ただの隠居だ~

「さぁ~ メキシコに行くぞ~!」



-----------------------------------------------------------------------------------



上級神ユピテル様、やっと私もこれで1級神に昇神ですね(やったね!)


長かったな。。。 新人から5級神、更に4級、3級、2級と小さなトラブルやミスもあったけど

小さな世界の創設から始まり色々な事を学んでやっと7種類の異なる世界を創り、育てて来た。


やっぱり、世界から世界への移動を行う時空転移、過去から未来、未来から過去への時間転移

そして次元から次元への次元転移がやっと出来るようになったけど、これらを組み合わせると

迷子になりそう



私、モノを作ったり育てるのは得意ですが、どうも移動は苦手みたいです


「あははは 確かにディアナは新人から5級神に神級する時は世界創生で見事な出来だと、他の神々が褒めていたが 5級神から4級神に神級する時の時空転移では赤点ギリギリだったしな、時空管理局でも審議が有ったみたいだし 4級神から3級神に神級する時の時間転移でも時間管理局からの審議が有ったな そして3級神から2級神への神級する時の次元転移では迷子になりかけて追加レポートだったし 2級から1級神への神級する為の複合転移もようやく終わり、あとは複合転移管理局に帰還してレポート提出だけだ 長かったな」


などといった無駄話をしながらの帰還途中に突如のアラーム音


キュ~イン~~~キュ~イン~~~キュ~イン~~~キュ~イン~~~ 緊急事態発生 キュ~イン~~~キュ~イン~~~キュ~イン~~~キュ~イン~~~ 緊急事態発生 


「「「「「「「「なんだ~~~」」」」」」」」


突如襲ったアラーム音と共にユピテルの左側とディアナの右側の間を何かの喪失感と共に通り過ぎていった。


暫しの硬直の後に二人の額から嫌な汗が滴り、気が付けば神級テスト終了と神身事故のメッセージ



。。。。。。。。。 上級神ユピテル様どうしましょ!



-----------------------------------------------------------------------------------


プエルトリコからフロリダへ向かう自家用旅客機の中ではシャーマン国際会議を終えた綾小路公麿はやっと当主としての名から綾小路(あやのこうじ)敬之(のりゆき)に戻り寛いでいた


綾小路家は当主となると初代の公麿の名を受け継ぐ習わしになって居た。 その当主としての名もシャーマン国際会議を最後に長男の秀幸に引き継いだ。


前には綾小路家分家の家長であり筆頭執事を務めている南條を始め、長年ブレーンとして仕えてくれた者たちの笑顔と笑い声があった。


次女の綾乃が夫である最上家当主の晃に紅茶を渡しながら今後の予定を尋ねていた

南條もそろそろ、次代へ引継ぎを相談すべきかと敬之に話しかけた時、突然のエアーポケットで小さな悲鳴を上げた妻の彩香の様子を見ようとした時、突然 頭の中に木霊するアラーム音と見知らぬ二人の間を通り抜ける感覚に思わず両手で何かを掴もうとして、意識を失った。





「オロオロ していないでディアナ!! 事故を起こしてしまった時は、その後の対応が肝心です。 必ず所轄の管理局へ報告をしなさい。 良いですね そして今回のように神身事故で魂を飛ばしてしまった時は魂の所在を確認する事! 魂は事故を起こした時に存在している神の管理範囲内の何処かに存在します。 だから ディアナは自分の管理内の世界を探しないさい! 私は自分の世界を探します。」



上級神ユピテルとディアナは次元・時空移動管理事務局への事故報告と共に神身事故で飛ばされた魂を探す。 この時空・次元は上級神ユピテルが管理する中級から脱し上級である平凡な環境だったからこそ、事故も起こる可能性が少なかった。  まさに気の緩みだった。



次元・時空移動管理事務局でも今回の神身事故は初めての事で局長のイージスも慌てた! 全局員を招集し状況の説明と共に捜索の指示を出した。



ディアナは七つある自分の世界を探した、そして最後に創った世界に微かな反応が。。。

「尊敬する上級神ユピテル様の気配と匂いが。。。」 目を凝らし気配を探るとちょっと異質な魂を発見!


「「「「「「「 上級神ユピテル様 魂を発見いたしました。!!!!!!  」」」」」」」




神級管理局からの裁定が下った。 本来であれば現状維持、下手をすれば降級もあり得る。 神級管理局内部でも色々な意見も出たのだが 今回のようなケースが初めてだった為 規約が存在しなかった 結果 神身事故は誠に遺憾ながら、神級試験自体は終了して居たと判断され帰還途中だから試験とは別に考えてはと云う意見も出されたが そのまま昇神とするにはとの意見も多かった為 結果として1級神(仮)となった これは ディアナが神身事故の後の処理が適切であった事とディアナ自身で綾小路敬之の魂を探し出した事が大きなポイントとなった。 今までに無い事である まぁ 上級神ユピテルの下で1級神の見習いだな!



ディアナは上級神ユピテル指導の下で綾小路敬之の魂を今後、どうするかと云う事を話し合った。








ディアナの心の中の呟き 。。。 憧れと尊敬。。。。そして淡い恋心を抱くディアナは今回の事故に少しだけ感謝をした。 上級神ユピテルとまだまだ一緒に居られる


そして、綾小路敬之の魂からは上級神ユピテルを感じられる。。。 頑張ろう!!! 


 








 



コロナ禍で始めました。


まったくの処女作になります。


誤字脱字、おかしい言い回し等あると思いますがよろしくお願いいたします。

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[良い点] 拝読して時間が経ったので読み返し中です。 面白い作品ほど読み返す回数が増えるように思えます。 [気になる点] 5ヶ月ほど更新が有りませんが、体調でも崩されているのでしょうか。 完結を目指し…
[良い点] 努力の伺える文字数と新話更新。 キーワードを【ダンジョン 】36万字以上で検索。 更新最新の1ページ目で表示されていた画面の、あらすじが気になったので訪問しました。 ゆっくり拝読していきた…
[一言] 途中で止めずに完結を目指して下さい
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