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充電

スマホは唯一前の世界とのつながりだった。

スマホがあったからこそ平静を保っていられた。


昨夜はシチューの作り方の検索でおよそ一時間はつかっていたか。

そもそも電波が入っていることも説明がつかない。


どこかファンタジックな印象があったからこそそんな現実的な問題には目をつむっていた。


「充電器はあるのか?いや、そもそも電気の概念があるのか?」


この世界の明かりはいわゆるガス灯だ。

自然燃料で賄っている点ではやはり明治初期といった文明レベルだ。


電気が発明されるのはいつの時代だ?


誰が発明するんだっけ?それを蓄積するにはどうしたらいいんだっけ?


「あれ?オレがググって発明しちゃえばよくね?」


あと70%の充電でそれが可能か?


なんとなく可能性を見出すとともに、危機感も増してきた。


「とりあえず電源は切っておいて無駄な電力を消費しないようにしよう」

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