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終焉の鐘の音  作者: sin
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死んで

耐えられなくなって、私は死んだ。

何度かはわからない。でも、最初の死は覚えてる。

自分を変える。そのために、価値観を捨てた。つまり今まで生きてきた上で培った感情を捨てた。

そして、常識は非常識となり、他の当たり前が私の中から消えた。


生きるために、私は覚悟したつもりだった。

外面が無理なら内面を変えればいい。

安直な考えだった。

私は、本当の私になりたかった。


けれど、そう簡単に事は運ばず、私はそれから何度も何度も死にかけた。

私の異端さも拍車をかけ、私の孤独は続いた。


私は、本当の私(容姿)が欲しかった。

諦めたのに諦めきれなかった。

だってそれは、私の唯一の存在の証明だから。

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