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終焉の鐘の音  作者: sin
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もしも

それは仮定の話。そして私の理想そのもの。


もしも、私を普通に産んで少しでも理解してくれる人が身近にいたらどうなっていたか。


私はきっと幸せをつかむことができただろう。

そこには「夢」も「希望」もあっただろう。


ちゃんと学校に行って勉強して部活して、恋をして。在りし青春を享受できただろう。

ただ逃げ続けた現実とは違う。そこには真に私のリアルがあったことだろう。


私の現実はあまりに凄惨でむごい。

もちろん、血の雨が降ることはないし、命の危険(自死以外)もない。だが、何もない。

おおよそ人としての体をなさない程、私は空っぽだ。周囲の人と比べたらそれだけで萎縮し発狂してしまう。

当たり前だが、そこには何の救いも在りはしない。

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