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歴史探求部同好会!  作者: 芥庭 深乱
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ビデオ

祚良がホワイトボードに『三分以内でわかる目玉焼きの美味しい食べ方』を書く図


『①まず、白身だけを綺麗に切り取り食べます

②次にきみのみをたべます!

《割らないようになって一口で!》』


そのあと、鵶果音が無言で消して祚良が嘆く図

第7章 ビデオ

机にゴトッと音を立てて置かれたビデオ。どこがで見た型のビデオである。

そのビデオを置いたのは彌鷹だった。酷くやつれた顔をしている。

今日はあの肝試しの次の日だ。こんなやつれた顔になっていてもおかしくない。だが、彌鷹の顔はやつれといや顔が混じっている。彌鷹の前ではニコニコ笑顔の祚良がいる。どうして、こんなに笑っているのか…?

鵶果音は嫌々祚良に聞く…

「まじで言ってるの?」

「まじだよ」

「えぇ、見るの?」

そういう事だ。


覚えていてくれる人は覚えているだろう。昨日の肝試しでは、ビデオを撮っていた。それを見るのだ。

まず、祚良が見る。そして一部分を巻き戻した。

「エ?何?」

その奇妙な行動に鵶果音はなんとも言えない恐怖を覚える。


「……ここ」


それは最後の祚良が二人に怒鳴られているシーンであった。鵶果音と彌鷹は嫌々見る…が、

「「何もないじゃない…?」」

「ほんとにぃ?ちゃんと見てよ、…影を…」

二人は見る。そして


「「ギャァァぁぁぁぁぁ」」


絶叫そのものの声をあげたのだった。


ついでに言うと、あの女子トイレからの水の音は祚良も何も知らないらしい…


「「ギャァァぁぁぁぁぁ!!!!!」」


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