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歴史探求部同好会!  作者: 芥庭 深乱
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徒然なる

久しぶりの投稿!

何してたんだ!1ヶ月も、私は!

第13話 徒然なる

だれきった空気が漂う部室。ここは歴史探求部の部室である。が、本当に部活動をしているのかは定かではない。学校は夏休みという長期休暇に入ったが、運動場は部活動の暑苦しい声が聞こえている。そんな中、この部室は扇風機が3台回っていて、女子中学生が3人だらけている。相変わらず、部活というものをしようとしないのが態度からうかがえる。すると、祚良がポツリと呟く。

「……マジ、徒然なるわ。」

「「……どういうこと?」」

祚良の発言に鵶果音と彌鷹は二人同時に考えて、頭にハテナが浮かぶ。祚良はそんな二人を見て鼻で笑う。

「徒然草知ってるでしょ?あれって、何もしていないって意味だけど実は何か心ではしたいけど行動では出来ていないって意味らしいよ。簡単に説明するとね」

「「……へぇ」」

鵶果音と彌鷹は祚良のどうでもいい情報に「へぇ」というしかない。そして、再びだらける。祚良はそんな二人を見て、珍しくため息をつく。

「…私が言いたいことわかる?」

「「…いや?」」

「だからぁぁ、今現在何もしていないけど心は何かしたいなって思っているんだよ」

鵶果音と彌鷹はまた少し考えて

「「あぁぁ、そういうこと…」」


珍しくもやる気のある祚良さんであった。

実は存在を少し忘れていた夏休み

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