断罪の場
終盤の少し手前から始まり、過去を思い出すところから物語が始まります!
私はエリザベス・アリアーナ
王妹の母を持つ公爵家の令嬢である
今日は私の16歳の誕生日で、王家主催の社交パーティーに参加していたのだがどうしてこんなことになったのだろうか……
「エリー。ずっと昔から君が好きだった。結婚しよう!もう君が居ない生活なんて耐えられない。僕と来てくれるよね?もう君と暮らすための屋敷も君のための部屋も用意してあるんだ」
Oh……どうしたんですかヴァイス叔父様…王弟ともあろうお方が何をご冗談を……アハハハ……
「エリー!お前は俺のものだ!そうだろう?やっと16になったな。これで心置きなく俺の元にこれるぞ?さあ、こんなくだらない夜会は抜け出して俺と共に来い!拒否権はないぞ!」
……相変わらず空気読めないな……アランは第二王子でイケメンだからなのか自信家すぎて話していると疲れる……本当にこの俺様グセ直して欲しい。このバカアランは世間では俺様王子様としてモテモテらしいけど全く騒いでいる令嬢方の気持ちが理解できないわ……最近は変なプレイに目覚めたのか、鎖とか手錠とかプレゼントされるけどどうしろと?本当に理解不能
「エリー様!ずっとお慕いしておりました!私には伯爵の身分しかありませんが、貴女への思いなら誰にも負けません。貴方が居なければ俺は生きている価値も無い……どうか貴女の側に居させてください!」
ちょーっと待って……本当みなさんどうされた……従者のルークは真面目堅物で女関係で苦労したから昔から女嫌いがデフォルトで……私に対してもそんなそぶり全然なかったやん……しかも今日はいつものメガネを外して髪もしっかり纏めて……隠れイケメンかよ!ていうか急にどうしたんですか……???
「「ちょっと待った!!!」」
!!よく言った!我が義兄と義弟!このカオスな状態をなんとかしてください!!!
「私のエリーにちょっかいを出すのはやめていただけますか。エリーはどこにもお嫁になんか行きません。ずっと前から公爵家当主の私の嫁になるって決まっています」
「いや、エリーねえさんは年上は嫌いだよね?『俺様な奴は嫌い』って言ってたじゃないか。俺と結婚しよう?俺はエリーねえさんが居ないと寂しくて死んじゃうよ」
ナ・ニ・イ・ッ・テ・ン・ダ
「「「「「愛してい(る)(ます)」」」」」
……現実逃避していいかな……
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