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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

エンジェル探偵レイナ

作者: 新田悟史


暗いなか岡部が起き上がる



岡部「ここはどこ・・・?


松本「ようこそ天国へ!」


岡部「天国・・・?いったい何が・・・・?」


松本「まだ記憶がはっきりしていないようですね~。」


岡部「ここはいったいどこだ僕がどうしたって言うんだ!」


松本「あなたはついさっき何者かに殺されて死にました」


レイナ「死因は背中に斧のようなモノで刺されたのが原因かと・・・」


岡部「え・・・俺・・・死んだの・・・?」


松本「残念ですが・・・」


岡部「ちょっと待て!そもそもお前らは誰だ!素性もわからんやつにあなたは死にましたなんてドラクエみたいに言われても困る!」


松本「これはこれは申し遅れました。私は天国の戸籍係を務めさせて頂いてます松本哲朗と申します」


レイナ「私は天国での捜査係を務めています竜ヶ崎レイナと申します。こちらは助手の志蔵スズハ」


スズハ「よろしくお願いします」


岡部「意外と普通の名前だ」


松本「天国と言っても元は日本人でしたからね」


戸惑いながらも


岡部「岡部武です。よろしくお願いします」


岡部「ところで天国って事はイエス様とかブッダ様とかいるの?どこにいるの?」


スズハ「二人とも今は東京の立川でバカンスです」


岡部「立川ぁ?何でそんなところに・・・」


松本「お二人のお気持ちが解れば我々も苦労しません」


岡部「そうですか・・・」


松本「さて落ち着いてきたところで本題としましょうじゃないですか」


岡部「本題?」


レイナ「単刀直入で訊きましょう。あなたを殺したのは誰ですか?」


    困惑した表情で


岡部「どうしてそんな事を訊くんですか?」


レイナ「故意に殺害を犯した者は地獄へ堕ちてもらいます」


岡部「そんな!」


レイナ「あなたを殺した者が誰なのか解らないのです!」


岡部「そんな・・・言いたくないです」


スズハ「どうしてですか?」


岡部「天国でしょう?時の流れをどうこうして犯人を捜すことも可能でしょう?」


スズハ「残念ながら我々はそんな能力持ち合わせていません」


レイナ「人間にはそれぞれ寿命があります。しかしあなたは天寿を全うせずに亡くなりました。これは自殺か殺人しかあり得ません。そしてあなたの死に方はどう考えても自殺ではない!」


岡部「嫌です!話したくありません。」


松本「岡部さん。あなたが話さないとあなたのお仲間全員を疑わなければならない。と言うことは彼ら全員が天国へも地獄へすらも下ることは許されず、永遠に闇をさまようことになるんですよ」


岡部「でも・・・」


レイナ「お気持ちは解ります。ゆっくり思い出しながらで良いので私達に順に話して下さい。」


岡部「・・・・解りました私の主観でなら・・・」




岡部「その電話は突然でした」


電話で


高岡「純玲ちゃんから大山田村ダムに行かないかって誘われたんだけど行く?」


岡部「大山田村?」




岡部「大山田村は僕の生まれ育った村です。ところがダム建設によって村は水の底に沈みました。村人達は散り散りになって、もう連絡の取れない人も多いです。そんなときでも頻繁に連絡を取っていたのが僕の友人の高岡英才、藤本純玲、そして僕の婚約者でもある牧瀬美由紀。幼い頃からいつも僕たちは遊んでいました。当時村にはゲームなんてありませんでしたから、木登りしたり川で遊んだりそして山登りしたりして遊んでました。その山には古いけど立派な山荘がありました。村の子ども達は時々そこへ遊びに出かけていました」




高岡「村は沈んじゃったけどその山荘は残ってるそうだ。どうだ?美由紀ちゃんも誘ってキャンプにいかないか?」





岡部「僕は最初戸惑いました。もう大人なわけだしそんな山荘でキャンプなんて・・・それも美由紀を誘ってだなんて・・・」



美由紀「面白そうじゃない」


岡部「いいの?」


美由紀「私も久しぶり高岡さんと純玲に会いたいし。それにあの山荘なんて懐かしいじゃない。あなたも行きましょうよ」


岡部「結局美由紀の押しもあって行くことに決めました。そして当日。」


純玲「暑いわね~あの頃とちっとも変わらない」


高岡「はぁ・・・この山こんなに高かったっけ?」


岡部「まだ半分も上ってないぞ」



岡部「高岡からの提案で途中まで車で行ってその先は歩いて行きました」



高岡「もうダメ。休憩しようぜ休憩」


岡部「しかたないなぁ~って昔みたく歩いて上ろうって言ったの誰だっけ?」


高岡「細かい事は気にしない」


純玲「そうよ。これ以上ぶっ続けで上ったらくたくたで死んじゃう!」


美由紀「それじゃあ二十分くらい休憩しましょう


純玲「助かった~もう足が棒よ」




岡部「そこで僕らはしばらく休憩した。話は自然と昔の話になった」




純玲「覚えてる?学級委員のモンガー」


岡部「でた!俊足委員長」


高岡「勉強スポーツとできてたからなぁそう言えばあいつ中学校にはいなかったなぁ転校したんだっけ?」


岡部「転校というか私立受験だよ。やっぱ頭良かったからなぁ」


美由紀「たしかそれでどっか引っ越しちゃったのよねぇ」


岡部「何もない村だったからな。頭いいヤツはどんどん都心に向かってった」


高岡「高校なんて村には無かったし、みんなばらばらになって村の人間はどんどん減っていった・・・そして・・・」


岡部・純玲・美由紀「・・・」


高岡「わりい・・・変な空気にしちゃったな」


美由紀「あのダム建設のときさ、みんな反対って言ってたけど心のどこかでやった!これでこの村から出られるって思っていた人も多かったよね。でもやっぱ沈むのはさみしいよ・・・」


純玲「さっ休憩終わり!早く上らないと日が暮れちゃう!」


高岡「そうだな」



岡部「ようやく山荘に着いたときにはもう夜になりかけていました。僕らは分担して夕食作りを始めていた。僕はご飯を炊く係になった」



美由紀「純玲ちゃんって今何してるの?」


純玲「今は雑誌とかでイラストのカットとか描いて食べてるでもいつかちゃんとした漫

画を描いて売れっ子になってやるんだから」


高岡「・・・」


岡部「純玲は昔から絵が上手かったからなぁ~」


美由紀「純玲ならできるわよ。頑張って」


純玲「岡部と美由紀ちゃんはもうね~リア充爆発しろ!」


美由紀「そんな純玲ちゃんだっていつかきっと良い相手が見つかるわよ」


純玲「うわ~上から発言キター。このヤロー」


高岡「まぁまぁ」


岡部「高岡は今何してるの?」


高岡「まぁ自由気ままに生きてるさ」


純玲「うわぁタカちゃんらしい~」


高岡「やめろよその呼び方」


純玲「良いじゃない今日くらい、タ・カ・ちゃ・ん」





美由紀「鍋は私が見てるからみんなは休んでていいわよ」


純玲「それじゃあお言葉に甘えて」


高岡「さてとスプーンとお皿用意しないとな」


純玲「珍しく気が利くじゃん」



美由紀「さぁできたわよ~」


岡部「お、待ってました」


純玲「いったっだきま~す」


岡部「やっぱ美由紀の料理は旨いな~」


純玲「美由紀って岡部君とどこで再会したの?」


岡部「どこでってどこだっけ?」


美由紀「忘れちゃったの?ほら大学の合コンで・・・」


岡部「そうだ!何せあのときは十年ぶりだったものな」


美由紀「で、懐かしさのあまりみんなで同窓会やろうってなったけど」



純玲「連絡取れたのは四人だけで・・・」


全員・笑う


純玲「ほ~んとみんな何してるんだろうね」


岡部「みんな自由気ままに生きてるんだろうさ」


純玲・美由紀 笑う


純玲「ほらゴジラって覚えてる」


岡部「懐かしい名前だな」


純玲「あいつ俺はこれからこの大山田村を背負って生きるんだ!って妙に意気込んでたよね今何してるんだろう」


岡部「そういえば高岡とゴジラって仲良かったよな何か知ってる?」


高岡「さぁ・・・俺は何も・・・」


美由紀「あの子って何て名前だっけ?」


高岡「拓也」


純玲「そうそうタクヤだ!思い出した!確かゴジラって名前オバQのゴジラから来てた

んだよね」


岡部「懐かしいなおい」


美由紀「恨めしい何て流行遅れ~♪」


高岡「大人になんかならないよ~らしく無いのが良いところ~♪」


岡部「よく覚えてるなそんな歌詞」


純玲「クウェスチョンクウェスチョン君は誰♪」


純玲・美由紀「クウェスチョンクウェスチョン僕オバQ♪」


岡部「純玲もかよ」


高岡「大人か・・・いつの間にかなっていたな・・・知ってるか?オバQって正ちゃんが大人になった話があるって」


純玲「え、知らない。そんなのあるの?」


岡部「でた!劇画・オバQ」


純玲「知ってるの?」


高岡「正ちゃんも結婚して立派なサラリーマンになってた。ハカセだけ夢を持って置いてきぼり・・・Qちゃんも正ちゃんと昔みたく遊べないって知ってオバケの国に帰ってしまった」


岡部「そうそう。結局みんないつの間にか大人になっちゃうんだ。大人になんかならないなんてそんなこと・・・」


高岡「無い」


純玲「何か眠くなってきた・・・」


美由紀「え?まだ早いじゃん。お酒だってまだ殆ど飲んでないし」


純玲「美由紀もすこし酔って来てない?」


美由紀「え~そんなことないよ~」


岡部「完全に酔ってるな」


高岡「もう寝るとするか」


岡部「そうだな」




岡部「今はもう使われてない山荘と言ってもちゃんと全員分の個室が確保できるだけの広さはありました。そしてもうみんな寝静まった時でしょうか・・・」


美由紀「・・・たっ武君・・・きょ・・・純玲がぁぁ・・・純玲が!」



岡部「そこには・・・刃物で刺されて血を流した純玲が・・・いたんです」



岡部「高岡は?高岡はどこだ!?美由紀!どこへ行くおい待てっ!」



岡部「僕も美由紀も混乱してました。美由紀は勢いよく外へ飛び出していった・・・僕は最初どうしたらいいかわからずただぼーっと立ちつくしてました・・・でもしばらくして美由紀が危ないということを悟り、外に出て行きました・・・そして・・・


松本「そして?」


岡部「・・・」


スズハ「・・・お願いですから・・・」


岡部「解ってます・・・外には・・・暗がりに・・・俯せに倒れていた高岡と・・・包丁をもって呆然と立ちつくしていた美由紀の姿があったんです・・・」




美由紀「武君・・・信じていたのに!」




岡部「・・・ここまでが僕の記憶です・・・」


スズハ「あなたは・・・・あなたは美由紀さんがやったと思っているんですか・・・?その・・・」


岡部「そんなことあるわけ無い!でも・・・でも・・・・」


スズハ「岡部さん・・・」


松本「少し落ち着いて下さい」


岡部「あいつがそんなことするようなやつじゃない!解っているんだ!でも・・・みんないきなり眠くなったんです・・・睡眠薬なんてもの入れられたのもひょっとしたら・・・美由紀だって・・・それに美由紀はなんで包丁なんて持ってたんだ?もう美由紀しか考えられなくて・・・信じてたってなんだ!俺がいつ美由紀を騙してっていうんだ!」


レイナ「岡部さん落ち着いて下さい!犯人は美由紀さんではないかもしれないない!」


岡部「そんな社交辞令聴きたくない!だってだって・・・」


松本「落ち着いて下さい。彼女はそんな頼りない事を言う方ではない」


岡部「・・・どういう事だ・・・」


レイナ「岡部さん・・・あなたは今言いましたよね。目の前には包丁をもった美由紀さんが・・・と、目の前にいたのに何故岡部さんが背中を刺されたんですか?」


岡部「それは・・・」


レイナ「そもそもこの山荘に行くことを提案したのはだれですか?」


岡部「それは純玲だ!最初話したはずだ。それで高岡が誘ってきたんだ!でも純玲はや

ってない!最初に殺されたからな!」


レイナ「あなたは純玲さんから直接提案を聴いたんですか」


岡部「それは・・・!」


レイナ「それにあなたは先ほど料理に睡眠薬が入っていたのかもといいました。食器を用意したのはだれですか?」


岡部「・・・まさか」


松本「レイナさん」


レイナ「解っています。現場に行ってみましょう・・・確かあなたが亡くなってから二時間が経過してると思われます」


舞台のうえ。純玲・高岡そして美由紀が仰向けで倒れていた。


岡部「美由紀・・・高岡まで!どういう事だ!全員死んでいる!」


スズハ「ここにいる人全員が間違いなく死んでるわ。あなたと純玲さんは背中を美由紀さんは胸を高岡さんはクビを・・・」


レイナ「美由紀さんは純玲さんが殺されてるのを見て真っ先に高岡さんを疑ったのね。そしてあなたの身が危ないと思ったのでしょうね・・・そこであなたを守るために高畠さんを・・・」


岡部「・・・」


レイナ「でも・・・高岡さんは倒れていた・・・」


岡部「美由紀が殺したんじゃないのか!?」


レイナ「あなたは何を根拠に高岡さんが殺されたと確信したのですか?」


岡部「それは・・・」


レイナ「あなたは暗い中血を流してるかどうか確認もせずにどうして高岡さんが亡くなってると確信したのですか?」


岡部「それは・・・」


レイナ「しかし美由紀さんも高岡さんをみて混乱したのでしょう・・・あとはあなた・・・岡部武さんしかいなかったんですもの・・・そしてそのとき岡部さんは高岡さんに背中を見せてしまった・・・」


岡部「・・・」


レイナ「そして岡部さんが殺されたとき美由紀さんと高岡さんは刺し違いした・・・」


岡部「高岡はどうしてそんなことを・・・」


スズハ「ならば直接本人に聴いてみましょう」



高岡起き上がる




高岡「・・・岡部・・・どうやら・・・あの世ってのは本当にあるみたいだな・・・」


岡部「高岡・・・」


スズハ「高岡さんどうして・・・どうして・・・こんな事を・・・」


高岡「・・・復讐だ」


レイナ「復讐?」


岡部「それはどういう事だ!」


松本「岡部さん落ち着いて下さい」



高岡「どこから話せばいいかな・・・?」


スズハ「落ち着いて順を追って話して下さい」


高岡「全ての始まりはあのとき・・・ダム計画が持ち上がったときかな・・・あのとき反対したのは年寄りばかりで若者はちっとも反対しなかった・・・当然かもな・・・電車は廃線になるしバスは一日四本しか走らない・・・そんな不便な村出て行きたいって言う若者も多かった・・・それでもみんな村のしがらみや家庭環境とかで出て行くにも出て行けない・・・そんなヤツが多かった・・・そんななか持ち上がったダム計画・・・みんな心のどこかで賛成していたんだろう・・・運動を起こさなかったのも当然だったんだろうな」


岡部「・・・」


高岡「そんななか反対運動に積極的に参加していたのが俺と・・・ゴジラだった・・・」


岡部「ゴジラ・・・」


高岡「あいつさ・・・村が水につかるその日までこの村は俺たちの村だ!絶対に水の底なんかに沈めさせたりしない!そして俺たちが村を背負って行くんだ!って言っててさ・・・最後の最後まで建設を邪魔しようとしていた・・・」


岡部「・・・」


高岡「ところが村はダムの底へと消えていってしまった・・・」


   泣きながら


ゴジラ「沈んでく!俺の村が・・・村が!」


高岡「危ない!ゴジラ!止めるんだ!」




高岡「その次の日・・・あいつは死んだ・・・この山荘のなかでクビをつってな・・・第一発見者はおれだ」


岡部「・・・」

高岡「許せなかった!なんでみんなはこの村の為に・・・この大山田村を守ろうって立ち上がらなかったのか・・・それ以来俺はただ復讐に生きた・・・片っ端から村を沈めていった奴らを殺していった・・・最後に残ったのがお前らだ・・・最後の最後に美由紀ちゃんに刺されるなんて予想外だったけど・・・でもおれはこれが終わったら自殺するつもりだった・・・でも俺はここに来てもゴジラに会う資格はないようだ・・・結局俺は大人になりきれない子どもだったのかな・・・」


レイナ「あなたは二六人の殺害の罪で地獄に下って頂く」


高岡数人の悪魔に連れて行かれる


高岡「みんな・・・ごめんな・・・」




美由紀「気にしないで・・・高岡君・・・」


岡部「みゆき・・・」


純玲「私達もわるいのよ・・・ゴジラがそんな・・・そんな死に方をしてただなんて私達全然知らなかった」


高岡「純玲・・・」


美由紀「岡部君」


美由紀「岡部君が犯人じゃなくて良かった」


レイナ「・・・」


スズハ「・・・」


岡部「ごめんよ・・・美由紀・・・済まなかった・・・」


美由紀「もう許しちゃう」


松本「さて・・・戸籍は三枚発行ですか・・・?皆さんどうぞこちらへ」


純玲・岡部・美由紀「ハイ」

今から5年前(2011年)の高校時代に書いたモノです。当時所属していた演劇部向けに書きました。今となっては読み返すののも恥ずかしい、いい加減なストーリーですが、読んでくれた人は楽しんでくれたのを覚えています。が、諸事情によりボツに・・・。でも、今見返すとボツになって良かった気がします。因みに、人に向けて小説(正確には台本)を見せたのはこれが初めてです。

ここまで読んで頂き、有り難う御座いました。

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