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夢見る心  作者: 姫姫姫
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夜中の出来事

時効は23時ぐらいだっただろうか、私はとにかく心配だった。車に向かう途中にメールをうった。[どうしたの?大丈夫?]車に乗り込み彼女の家まで急いで向かう。返事は返ってこない。そして彼女の家が見えてきた。そこで私の目に飛び込んできたのは、3階の玄関の外でなにやら衝突してる男女だった。彼女は6階建てのマンションに住んでいる。そして家は3階にある。私は急いで車を近くの閉店した飲食店にとめた。間違いだったらいいのだけど………そう思いながらあの男女が彼女と旦那さんではない事を祈った。足早に向かうと、なんと男性の方が女性の首に手をかけて今にもそのまま3階から突き落とそうとしているではないか。その時、私ははっきりと見覚えのある顔が見えた。………彼女である。


私は…あまりに突然の出来事にどうすればいいのか、わからなくなっていた。 とにかくあの状況をなんとかしなければ彼女が殺されてしまうかもしれない。



私は覚悟を決めて走りだした。その時である。さっきまで首を絞めていた旦那さんが今度は彼女を抱きしめている。そして……キスしていた。私は今まで生きてきて体験した事のない、なんともいえない気持ちになっていた事を覚えている。経験ある方はいるかもしれないが、自分の目の前で好きな女性が他の男に抱きしめられ、しかもキスまでされている………。その光景を、ただただ見る事しか出来ない自分自身。とてつもなく襲ってくる嫉妬心。私はそれ以上その場にいれなくなり、車に飛び乗った。車に乗り込み頭を整理してみようと努力するが整理もつかず何をしてよいのかも考えつかない。私は家に着いた。とりあえずメールをしてみようと思ったが文章が思いつかない。考えていると彼女から逆にメールが届いた。


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