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THUNDER"s.SKELETON  作者: AAEさん
本編【主人公 電知 葬太郎の物語】
4/7

第-4 自己紹介

「俺は電知 葬太郎、雷神だ!」

大きな俺の声が響く。「うるせぇな……本当に人か?」紅崎さんがキレそうな声で言った。

「そーだー!あおちゃん達も自己紹介してなかったね〜」あおちゃんなる者が自己紹介したいそうだ。

名前くらいは知っておきたい。 「あぁ、頼むよ」

「あおちゃんはね〜、溺泉 アオイっていうの〜!コードネームは蒼だよ〜」「俺のコードネームはケテルだ。」溺泉さんとケテルさんの落差がすごい。その時担当員さんから貰った俺の無線機が鳴る。「ザザッ、ガー……よぉ、電知。」担当員さんだ。

「コードネームは決まったか?」「丁度決まった。俺のコードネームは、雷神だ!」とても自信を持って言う。「あぁ、そうか。よかったな」担当員さんが冷たい事を思い出した。

「仕事があるんだが、やるか?」また担当員さんが受けた物をやらされないか心配だが、受ける事した――


ここは滋賀の津市。

仕事を終わらせるためにここへ来た。仕事内容はクイーン級の変異体を無力化し、生け捕りにせよだ。

前に戦ったジョーカー級の牛の数倍の強さだ。

勝てる気がしないが、変異体の場所へ向かってから考えてみることにした。

「さて、クイーン級のヒポポタマスさんとやらはどこに居るかなぁっと」

その時、近くで爆発音が聞こえた。何か大きな物が建物に直撃したような音だ。急いでその場所へ向かうと、高さ3mくらいの河馬みたいな変異体が暴れている。

「俺がこいつを倒せるのか、?」つい口に出してしまうが、できるから言われたんだ。きっとできるさ

どうやら河馬は物にぶつかりすぎて喉や声帯?が破壊されているようで、とてもじゃないが鳴き声が出せない模様だ。

必死に口を開けて威嚇している姿はマーモットと似た姿を感じる。だが、河馬にしては筋肉がすごい。

俺は河馬に向かって走り出す。

河馬もそれに応じて俺に牙を向ける。

どうしたら勝てるか考えながら、河馬の攻撃を避け続ける。その時、河馬が右前足で俺を薙ぎ払う。

「がはっ゙!」骨が折れた気がする

とても痛い。プレス機に押されたような威力だ。

だが俺もそこまでヤワじゃない。河馬の前足にナイフを突き刺しておいた。しかも毒付きだ。

河馬が痛そうに体を振り回す。「ざまぁ……みやがれ……クソッタレ……」走るのがやっとなくらいの負傷で河馬を煽る。すると河馬に言葉が通じたのか俺に突撃してくる。もう1本刺してやろうかと俺も対抗すると、河馬が横にローリングする。攻撃がスカり、河馬がこっちにまたローリングしてくる。

俺を潰す気なのだろうが、さっきも言った。俺も甘くない。ローリングしてくる河馬を足場にしてナイフを刺し、そのまま逃げる。河馬の動きが鈍り始めた事を確認すると、俺は勝ちを確信した。

「2度とその面見せんな!このクソ馬鹿野郎!」俺は逃げた。河馬も追って来るが、とても遅い。

「遅ぇんだよバーカ!お前はあと少しで死ぬ!」

これに関して真実だ。2本も刺せば1分と経たずに死ぬ。あと10秒くらいでくたばる。

河馬が最後の抵抗を始めた、体が小さく爆発し電気を纏った青い血液をまき散らした。俺を感電死させるつもりか?

だが、無駄だな。そう思ったその時、異変が起きた。周りが溶け始めたのだ。

「クソッ!硫酸かよ……!」俺の靴が溶ける。とても危ない、もう少しでくたばるとは言えこのままだとまずい……逃げるにも周りが血液だらけだし、俺もかなり致命傷だ。「誰かぁ!助けてくれ!」藁にも縋る思いで助けを呼んでみる。そしたら、助けが来たようだ。

「はぁ……雷神さんがいい気味だ」ケテルさんが来てくれた。「ケテちゃん……!」「ケテルと呼べ」

血液が蒸発していく。「でもクソ暑ぃ!」しかし周りがとても暑くなってきた。

「俺の能力だ。」ケテちゃんの能力って周りを暑くする能力、?でも、「ケテちゃんっていい奴だな!けっこう意外!」「まぁ愛想が無い顔って溺泉にも言われたからな」

河馬は倒した。亡骸の処理は他の奴らがやってくれるそうだから、俺達は帰還した。――


「初仕事達成だぜ〜!」達成感と優越感に浸って居る内に紅崎さんが近付いて来る……え?もしかして怒られる?「なぁ電知」「な、何だよ」紅崎さんはちょっと怖い……

「やるじゃねぇか、初仕事のくせにクイーン級倒すなんて、1年くらいで色になれるんじゃね?」

意外と優しかった。

でも体中が痛い。「保健室って無い?」「無ぇよそんなもん」――

こんにちは。

4話まで見てくれてありがとう。

見てなかったら早く見てください。

私なんかの作った作品をここまで見てくれるなんて

あなたは優しいんですね

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