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THUNDER"s.SKELETON  作者: AAEさん
本編【主人公 電知 葬太郎の物語】
2/7

第-2 初めての仕事

前回のあらすじ!……はいらないか

皆はもう読んでるだろ?

「では、始め」

俺は正面から牛モドキを殺しに行く。

牛モドキも突進してくる。

なんだ?足が速い、?こんなに牛って速かったっけ?そう思っていると、いつの間にか目の前に牛モドキが居た。俺の胴体に鋭い痛みが走る。

前に殺した人型の変異体よりも数倍強い。

「なん、で、こんな威力……」逃げながら損傷した体でそう呟く

「あぁ、言ってなかったな、ジョーカー級以上の変異体は元の生物と比べて異常な身体の発達が見られるんだ。」

だからと言って1番弱い奴がこんな強さだと?

俺はここで死ぬのか……?そう思った時、牛モドキが俺の真上に飛んでいた。

ジャンプする筋力もあるとか、牛ってすげぇな……

俺の体が潰れるような威力で地面へ押される。

そして、俺は気を失った。――


「おい、おい!起きろ、シバくぞ」

担当員さんの言葉が朧げに聞こえる。俺は、負けたのか?「う、うーん……俺は、負け……」

それを言いかけた時に担当員さんが口を開いた「お前は仮採用だ。」……え?俺、負けたんだよな?「……俺って負けたんだよな?」そう聞くと 

「……は?お前は勝ったんだぞ?記憶でも飛んだか?」何を言っているんだ?

そう思い牛モドキの方を見ると……


グチャグチャに潰れてる。


「これって俺がやったのか?」担当員さんに聞く

「あぁ、そうさ。お前がやった。」

……これはあれか、?俺またなんかやっちゃいましたってやつか?

担当員さんが怪物を見たかのような目で俺を見る。

「何があったのか説明してくれないか?」俺はそう言うと

担当員さんは面倒くさそうに言う。「あぁ、分かった。はっきり言うと、火事場の馬鹿力ってやつだ。気絶しながら牛を殴ってた」「……は?」思わず声が漏れた。火事場?火事場の馬鹿力で?いやいや、そんな訳……無いよな?

まぁそれは置いといて、「少し気になる事があるんだけど、」担当員さんにそう言ったが、「お前、人に聞いてばっかで人の話を聞きゃしないな」……確かにそうだ。

それじゃあ、人の話を聞いてみる。

「それはすまなかったな……」

「あぁ、分かればいいんだ分かれば。お前は仮採用と言ったが、ここでの仮採用が何か知りたいよな?」

俺が聞きたかったやつだ……仮採用と言っても仮免みたいな物なのか?それとも、どこかで聞いたが、実際の仕事はやるけど正式な隊員とは認められない、みたいな?

「お、おぅ、知りたい」そりゃあ知りたいさ。

「ここでの仮採用は、あまり正式なものとは変わらない。クビまでの距離が短い、くらいだな」

それって結構変わるんじゃないのか……?それとも、クビになりやすいからあんまり変わらない、とかか?

「強いて言えば、そうだなぁ、コードネームって知ってるだろ?」コードネームって、あのかっこいいやつか「あぁ。知ってる」「それが無い」

普通はコードネームがあるみたいな言い回しだが、まぁ確かにあった方がいいかも……だが、

「コードネームってなんかかっこいいな!」「かっこいいだけじゃなくて、便利でもあるんだ。」

便利……?名前が長いとコードネームで呼べば楽とか?

色々あるのか知らないが、まぁいいか

「正式に採用されればお前もそのかっこいいコードネームが手に入るぞ。その前に死ぬかもしれないけどな」

……そんな酷い事言うなよ、悲しいじゃないか

「特に強い奴には固有のコードネームとして色って言うのが与えられるんだが、」「そんなの必要なのか?」「……凄い奴には称号が与えられて当然だろ?」

確かにそうだな、じゃあ……「じゃあ俺も色がゲットできるかもって事か?」

「調子乗るな。仮採用ごときが思い上がるんじゃない。」その時、担当員さんの電話が鳴った。

もしかして俺、即刻クビ?担当員さんが電話に出る。「あぁ、俺だ。何か?……あぁ、分かった。丁度仮採用の奴が居るんだ。そいつを出すよ」

なんだ、?仕事か?なら大歓迎だ。怪物なんざ俺がなぎ倒してやる

「仮採用、初仕事だ。」

仮採用って、俺は電知 葬太郎って立派な名前がある。それじゃ、行くかぁ。――


ここは東京からかなり離れた神奈川。俺の生まれ故郷だ。懐かしいなぁ。

「でも、遠くないか?」つい口に出して言ってしまったが、担当員さんが気だるそうに反応する

「そりゃそうだ、他の奴らは仕事で対応できない。」まぁ言われてみれば人が余ってなきゃあんなに対策に追われることなんて無いな……

ということで、仕事場へ行くことにする。――


狼、牛、人間等の変異体がたくさん居る。ざっと100体くらい、よく見ると、住宅街の中に女児と男児が1人ずつ居る。「担当員さん、仕事ってあの子たちの救出?」「あぁ、そうだ。」やっぱりか、

「それじゃ、行ってきますよっと」怪物の間を走り抜け、子供達の下へ行く。

窓ガラスが割れ、フレームが折れる音が響く。

「ひっ……やめて、殺さないで……」子供達は相当怯えているようだ……

「安心しろガキンチョ。」俺は誇らしげに言う


「2度と悲劇は起こさない、俺が誓ってやるよ」――

どうも。1話を見てくれてありがとうございます。

飛ばしてたらはやく見てください。

最近は文豪が多くていいですよねぇ…

ぜひぜひ星5やブックマークしてくださるとありがたいです

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