最終回・特別編・少女破壊工作員達の活躍・第3部
ドイツ軍の占領地域で暴れ回る為に派遣されたわたし達。
半数の仲間を失いながらもドイツ軍への襲撃計画を立てるわたし。
そして潤沢な武器と弾薬を手に入れたわたし達。
更にそれらの武器を扱える10人もの人材を同時に補充できたのです。
わたし達は仲間を失った分まで思いっきり暴れてやるつもりでした。
10人の少女達は戦闘経験はありませんでしたが、皆ナチスに思い知らせてやりたい気持ちでいっぱいでした。そんな彼女達に戦闘経験を積ませたかったわたし。
まずはドイツ軍のパトロール部隊を襲撃する為に待ち伏せすることにしたのです。
わたし達は道路に地雷を埋設します。
そして森の中から全員でドイツ軍がやって来るのを待ち構えていました。
村人達からの情報では午前中に鉄道警備の交代要員を送る為、ドイツ軍の車列がここを通るというのです。
木陰からそっと様子を窺っていたゾーヤ。
「敵だわ!」(ゾーヤ)
「敵の兵力は?」(わたし)
「オートバイを先頭に、車両1台とトラックが1台。」(ニーナ)
「いいこと、先頭のオートバイを吹っ飛ばすわよ!」(わたし)
ニーナがサブマシンガンで地雷に狙いを付けています。
敵のサイドカーが目の前を通過しようとした瞬間です。
「今よ!」(わたし)
“ババババッ!”
“ヴォ~ン!”
わたしの合図でニーナが発砲すると地雷が爆発しました。
先頭のサイドカーがドイツ兵諸共爆発で吹き飛ばされました。
それを合図に森の中から一斉に銃撃を加えるわたし達。
実戦初体験の少女達もサブマシンガンでドイツ兵を手あたり次第に狙い撃ちします。
“バババババババッ!”
“バババババババババッ!”
「ソレッ!」(ジーナ)
“ヴォ~ン!”
ジーナの投げつけた手榴弾で吹き飛ばされるドイツ兵。
わたし達16名の女子が一斉に路上で立ち往生するドイツ軍部隊にマシンガンで撃ちまくりました。
車両の4名をあっという間に撃ち殺し、トラックに乗っていた12名のドイツ兵達もわたし達の狙い撃ちに次々と薙ぎ倒されていきました。
彼らを全滅させるのにわずか数分しか掛かりませんでした。
「やった、やった、やったね!!」(マーシャ)
マーシャやコムソモールの少女達が両手を挙げて喜び勇んでドイツ兵達の遺体に駆け寄ります。
「わたし、3人撃ち殺しました!」(15歳の少女リーナ)
「わたしは2人殺りました!」(16歳の少女リリヤ)
少女達は倉庫で手に入れたブーツでドイツ兵の遺体を踏み付けながら自分達の戦果を誇示します。
家族を殺された少女リーナはドイツ兵の遺体を踏みにじりながらツバを吐き掛けます。
18名のドイツ軍部隊を壊滅させたわたし達は胸のすく思いでした。
ドイツ兵が全員死んでいる事を確認したわたし達は彼らのトラックに火をつけて炎上させます。
わたし達の挨拶代わりの襲撃は大成功でした。
もちろん、わたし達の損害はゼロでした。
爆破されてひっくり返ったサイドカーに投げ出された2人のドイツ兵。
それに焼け焦げた戦闘用車両に乗ったままの4名のドイツ軍兵士の遺体。
その後ろには黒焦げになってくすぶっているトラックとその周辺に散らばった無残に撃ち殺された12人のドイツ兵の遺体。
わたし達が暴れた後には悲惨な光景が広がっていました。
現地のドイツ軍将兵を恐怖のどん底に突き落とす効果は満点でした。
その後、わたし達は橋を破壊しに行きました。
この日は3名の少女がわたし達6人に同行しました。
よくドイツ軍が通過するというこの橋は小ぶりで破壊するのには適していました。
「この橋を破壊するわよ!」(わたし)
わたし達は橋を支える支柱の部分に地雷を仕掛けました。
「このワクワク感がたまらないのよね!」(ニーナ)
「せっかくだから、また待ち伏せしてやろうよ!」(ナージャ)
わたし達はまず橋に放火します。
木製の橋は炎上しモクモクと黒煙を噴き上げます。
しばらくしてドイツ軍のパトロールがやってきました。
燃え上がる火を消そうと炎上する橋の反対側の部分に車両が止まった瞬間です。
「今だ!」(わたし)
「それっ!」(ニーナ)
“バババババッ!”
“ヴォーン!”
わたしの合図で地雷をマシンガンで狙い撃ちしたニーナ。
小型トラックに消火機材と共に乗っていたドイツ兵4名諸共橋が粉々に吹き飛びました。
「やったね!」(ニーナ)
「ざまあ見ろ!」
少女達もみんな笑顔でわたし達の戦果に酔いしれます。
橋を破壊したわたし達は深夜にドイツ軍の倉庫に行って放火し全焼させてやりました。
ドイツ軍を相手に大暴れするわたし達。
わたし達は敵を恐怖に陥れる次なる秘策を実行する事にしたのです。
女子パルチザンによって破壊されたドイツ軍軍用列車
エレナ達によって脱線転覆させられた軍用列車
パルチザンに加わった少女(左側は戦後の写真)
第4部につづく・・。
次回の更新は2月25日(0:00)になります。




