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ソビエト軍少女兵戦記  作者: Kateryna Sheremska
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第1回・ソ連軍ナンバー3女子スナイパー、オリガ・ヴァシリエワ 後編

9月10日、この日わたしは最後のスコアとなる185人目のドイツ兵を射殺しました。

この日、わたし達はノボロシスクのカボタージュ埠頭に居ました。

わたし達は海岸桟橋の奥の方に陣取りました。

そして、わたし達はすぐに敵と戦闘状態になりました。


“ヴォーン!”

わたしのそばで手榴弾が爆発して、わたしの足に破片が刺さってしまいました。

わたしは痛みに耐えながら、傷口に包帯を巻きました。


「わたしのブーツ、血で汚れてしまったわ・・。」

そして敵はわたしに気づき、「フラウ!(彼女!)」と叫びました。


「あいつを生け捕りにしろ!」

と下品なジョークが聞こえました。

その言葉に、わたしは本当に怒りました。

瓦礫の隙間からドイツ軍の将校の顔がちらりと見えたの。


「アイツめっ!」

頬を膨らませ、目に笑みを浮かべて・・。


「ホント、ムカつくわ!」


「許せない!」

わたしは怒りのあまり、無謀だったけど、立ち上がって撃ってやったの!


“バシュン!”

彼がわたしの前方に出てきたのが隙間からはっきりと見えた瞬間・・。


“バンッ!”

わたしは返り討ちに遭って、彼が撃った弾がはわたしの左腕を貫通しました。


「ウッ!」

わたしにとって2回目の傷を負ったしまった。


「もう、最悪だわ!」

わたしはすぐに絆創膏で応急処置をすると、再び立ち上がって撃ち返してやったの!


“バシュン!”

ドイツの将校は可哀想に、頭を撃ち抜かれて絶命しました。


「やったね!」

「オンナを甘く見るとねェ、こうなるのよ!」


彼がわたしの最後のスコアとなる185人目の犠牲者でした。

負傷したわたしを戦友達が病院へ運んでくれました。

病院で手当てを受けたわたしは、回復して9月26日には上陸作戦に参加していました。

上陸後に前進するわたし達。

この日のわたしはサブマシンガンで武装していました。


「前方からドイツ兵の一団が突進してくるわ・・!」


“ババババババババッ!”

わたしは彼らに向かってサブマシンガンで銃弾を浴びせてやりました!

わたしの一撃にバタバタと倒れるドイツ兵ども!


「やったわ!いい気味、ざまあみろ!!」

この時わたしは、抵抗するドイツ兵をサブマシンガンで6名撃ち殺してやりました。

更にわたしは機銃陣地を手榴弾で破壊し・・。


「ヴォヴォ~ン!」

3名のドイツ兵を殺害しました。


「これはオマケかも・・ふふっ!」

この功績によってわたしは部隊司令部から表彰されました。

もちろん、この9名はわたしのスコアには入っていません。

わたしのスコア185名射殺は、狙撃によって遺体が確認された数なんです。

なので、攻撃の時に撃ち殺したドイツ兵の数も、死亡が確認できなかった狙撃の分は除外されています。


「戦場でいちいち遺体を確認するなんて・・。」


「無理でしょ?」


「だから、わたしが実際に殺したドイツ兵の数は公認記録どころじゃないと思うわ。」


その後、敵の砲撃で負傷したわたしは前線に戻る事はなく終戦を迎えました。

わたしが戦場にいた期間はわずか2ヶ月ほどでした。

そんな短期間にわたしは250名以上のドイツ兵を殺しました。


オリガ・ワシリエワは大戦を生き抜きました。

戦後、彼女は復員してボロネジに戻り、医学研究所を卒業してボロネジ市立病院の主治医となりました。

また、彼女はその多大なる活躍に対して「第1級愛国戦争勲章」「武功賞」

「オデッサ防衛賞」「セヴァストポリ防衛賞」「コーカサス防衛賞」

「対独勝利賞」のメダルを授与されています。

挿絵(By みてみん)

185名を殺害した22歳の女子狙撃手オルガ・ヴァシリエワ

彼女は22歳で独ソ戦に参加し、狙撃手として大勢のドイツ兵を射殺しました。

大戦を生き残った彼女は医者になりました。


次回は129名のドイツ兵を殺害した美少女狙撃手の話を取り上げます。

更新日は26日の午前0:00を予定しています。

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