騎兵突撃の距離
最強の騎兵との呼び声高い、ポーランド騎兵フサリア(有翼騎兵)の突撃距離を見つけたので、諸々考察する。
突撃の発起点は敵前375m地点である。
以降75mを110m/分(常足)、150mを220m/分(速足)、120mを340m/分(駈足)、30mを1150m/分(襲歩)と速度を徐々に上げて敵陣に突入する。
よって各距離における所要時間は下記のとおり。
375m地点:75mを110m/分(常足)=41秒
300m地点:150mを220m/分(速足)=41秒
150m地点:120mを340m/分(駈足)=21秒
30m地点:30mを1150m/分(襲歩)=1.6秒
おおよそ突撃発起から104.6秒で敵陣突入となる。
では対抗手段として弓・前装式滑腔銃・前装式施条銃・後装式施条銃(単発)・後装式施条銃(連発)のそれぞれで考えてみる。
・弓
射程:100m
発射速度:10本/分
騎兵が敵前0-100mを19秒
投射数量3本
・前装式滑腔銃
射程:100m
発射速度:2発/分
騎兵が敵前0-100mを19秒
投射数量1発
・前装式施条銃:ミニエー銃
射程:600m
発射速度:2発/分
騎兵が敵前0-375mを104.6秒
投射数量4発
・後装式施条銃(単発):スナイドル銃
射程:600m
発射速度:10発/分
騎兵が敵前0-375mを104.6秒
投射数量17発
・後装式施条銃(連発):ボルトアクション式銃
射程:1000m
発射速度:15発/分
騎兵が敵前0-375mを104.6秒
投射数量26発
やはり騎兵突撃が効果を発揮するのは前装式施条銃の頃までだろう。
それでも施条によって射程が伸びているから、突撃体制を整える間(375m以遠)に被害が増えると思われる。