生徒VS教師
案内された教室に入ると、万智が話し出した。
「皆さん、今日からこのクラスの担任となる基山先生とミユ先生です」
万智の言葉に続いて僕は挨拶をした。
「初めまして、今日からこのクラスの担任になります基山晴翔です。そして僕の横に居るのが僕のパートナーでもあるミユです。これからよろしくお願いします」
そう言って僕とミユは頭を下げた。
「と言うことでこれから皆さんよろしくね」
真智がそう言うと1人の少女が立ち上がり話し出した。
「へぇ、奴隷が偉そうに私たちの先生ですか。私たちも舐められましたね。でも、その奴隷と飼い主が私たちの先生と言い事は佐渡強い方なんでしょうね。一度私とお手合わせしたいですね」
少女の言葉に笑顔で万智は答えた。
「じゃあ彼と勝負してみる?」
万智の言葉に少女は不気味な笑みを浮かべて応えた。
「いいですね。もし私が勝ったら私の奴隷となって貰います」
少女のその言葉に万智は即答で応えた。
「良いわよ」
「えぇ!!」
僕は驚きを隠せず大きな声で叫んでしまった。
「待って待って、僕は了承まだしてないよ」
「あら、そうだったかしら」
「はぁ、まあいいや僕のパートナーを侮辱したからね、それなりのおしおきをしてあげようかな」
僕が了承すると万智は笑顔で応えた。
「じゃあアリーナに集合ね。基山先生たちは私に着いてきてね」
そう言われて僕は万智に付いてった。
「ごめんね、こんなことさせて」
「別にいいよ。まぁ手加減はちゃんとするから」
「いらないは」
「え?」
「彼女この学院創立以来の問題児だから」
そう言われて僕が返答しなかったら、万智は話を続けた。
「彼女は、自分の強さを武器に色々な問題を何回も起こしてるの。それは彼女だけじゃなくて、彼女の家族もなんだけどね」
そう言って万智は倉庫らしき場所に案内された。
まぁとりあえずこの話はここまで。和真から話を聞いてるから、ここに保管してるは」
そう言われて僕はあるドックの前にたった。そこには僕の機体が保管されていた。
「準備が速いな」
「まぁね。それとあんたが今から勝負する彼女の名はニーシャー・アルフレット。あのアルフレット財閥の令嬢よ」
そう言われて僕は驚いた。なぜなら、アルフレット財閥は僕が開発したエアーズクラフトのデータを盗み、勝手にね戦争の平気にし、異人たちの奴隷制に力を入れた極悪な財閥だからだ。
「だから、手加減せず思いっきり潰してちょうだい」
僕は笑みを浮かべながら答えた。
「了解」
そう言って僕とミユは機体に登場して機体と一緒にアリーナに向かった。