基山晴翔3
「「世界大戦だよ」」
「どう言う事?」
僕質問に万智が答え始めた。
「説明する前にこれを見て」
そう言ってさっきから持っているタブレット端末を僕に渡した。そこにはある動画が映っていた。僕はその動画を再生させ。
「こ、これって」
僕の反応に万智は冷静に答えた。
「この動画は宇宙ステーションで撮影された物よ」
そこに映っていたのは、地球を取り囲むようにして惑星が存在している映像だった。
「いつのだ」
「半年前よ」
僕の質問に万智は冷静に答えた。
「この惑星って・・・」
「ええ、全部人工的に作られた物よ」
万智の言葉に僕は唖然とした。
「なんでこんなに人工惑星が地球を取り囲ってんだ?」
「ねぇ覚えてる?あなたが第三次世界大戦を引き起こした理由」
万智の言葉に僕は答えた。
「あぁ、忘れるわけねえだろ、あんな辛いこと」
「良かった覚えてて、」
「確か歴史上で初めてだったよな、対戦国全てが敗北したのは」
「えぇ、そしてその後私達が世界の調和を取り戻すために各国の政治家を全員解任させ、一斉逮捕した」
「でも何人かは捕まえられなかった・・・まさか!!」
「えぇ、この人工惑星を作ったのがその逃した政治家の一人、名前はゼスラ・クライシスよ」
万智の言葉に僕は興味が少しずつ湧き始めて、結論を聞いた。
「で、結局のところこいつらは何がしたいんだ?」
「地球を自分のものにするために異種族狩りよ」
僕は思わず机を叩いた。
「ち、またあの時と同じ道を歩むか!!」
僕の言葉に万智は否定した。
「いいえ、その腐った計画を私達が壊しに行くの」
万智は間を開けて、聞きたかったであろう質問を話した。
「で、どうするの、行くの行かないの」
「もう5年も経つんだあいつを失って。辛い時も楽しい時も一緒に居たからさ、これがもし夢だったらって何度も頭をよぎったよ」
「けど、最近こう思い始めたんだよ。もしまた僕のパートナーをこの世界によって失うのは嫌ってね。あいつの時と同じ気持ちを味わいたいなんて思わないし、あいつの敵も撃ってない」
「じゃあ!!」
「ああ、部隊に戻ってやるよ、今度は手加減無しの本当の戦いをしてやるよ」
ーーそうだ、もう迷いなんていらない、あの最悪な結果を蘇らせない為にも、そして新たな未来のために。




