仲間
「こんな残酷な機体のパイロットにか弱い少女を使うな」
そう言って僕は機体から降りて、シェルフの機体のもとに向かった
「何でだ、なんでまた負けるんだ!!」
シェルフの言葉に僕は鼻で笑った。
「確かに君はあの頃よりも強くなった。」
「だったらなんで!!」
「目的だよ」
そう言うとシェルフは食い気味に僕を睨みつけた。
「君は復讐が目的でやってきたんだろ?僕ではなく彼女の」
そう言うとシェルフは目を逸らした。
「図星か」
「そうだよ!」
シェルフがそう言うと僕は大きくため息をついた。
「はぁ、一体彼女が何をしたって言うんだい?」
「僕の目的がわかったならわかるだろ」
シェルフが言うと僕はニヤリと笑った
「いや、君の理由と僕の予想が間違っているかもしてないからさ」
そう言うと、シェルフは怒りを抑えながら話した。
「そいつが、そいつが僕の師匠をあんな目に合わせたんだ!!」
ーーやっぱりか。
「シェルフ、その子は君の師匠をやった本人ではないよ」
「う、嘘だ!!こいつじゃ無いなら誰が師匠とエアーズクラフトを引き裂いたんだよ」
その言葉を聞いて全て理解した。
「そう言うことね。いるんだろ和真」
僕が呼ぶと放送機器から和真の声が聞こえた。
「やぁ、また君に会えるなんて」
「ふふ、見え見えなんだよこの計画が」
「計画?」
「とぼけるなよ。僕をこの学院に呼んだ理由、なんでこの場所に僕の仲間が集まっているのか、そしてなんでこのタイミングでシェルフが出てきて、なおかつあいの事件が今掘り起こされたのか」
「た、たまたまじゃないかな」
その言葉に僕はアリーナの管理室を見た。
「たまたま?ならニーシャのあの戦い方はなんだ?あいつの戦い方そのままじゃんか。全然未完成だけど」
そう言うとアリーナないに沈黙が訪れた。
「はぁ、頼むよ。もうこれ以上隠し事はやめてくれ!!」
そう言うと観客席に三つの人影がいた。
「ごめん」
その人影の一人である、和真が言った。
「君に本当にお願いしたいのは、この学院の、君の持つクラスにいるの犯人を見つけて欲しいんだ。あいつの」
その言葉を聞いた瞬間僕は全身に力が入らなくなり、そのまま地面にしゃがんだ。地面にしゃがんだ僕を支えるためにミユが機体から降りてきた。
「ミユごめん」
「いえ」
僕の状態を確認した和真が話を続けた。
「あいつが学校の先生だってことは知ってるいね」
その事に僕は頷いた。
「あいつが通っていたのがこの学園だ」
「ちょっと待って、万智は学院を作ったって」
「日本にね」
その事を聞くともうひとつの人影、万智が補足した。
「確かに私は学校を建てた、日本にね」
「じゃあなんでここに来たの?」
その質問に最後の人影、大智が言った。
「それは簡単なことだよ。あいつがあぁなった理由を解明するためだよ」
大智に続いて、和真が言った。
「本当は君を除いたメンバーで解明する予定だったが手がかりがなくてね」
僕はそう聞くと、笑いながら立ち上がった。
「なるほど、全員がね。良いよ、協力するよあいつの敵を打ってあげるよ。仲間に手を出したらどうなるか教えないとね」




