生徒VS教師(2)
アリーナに着くと既に一機の機体がいた。その機体は真っ赤で、気品が感じられる機体だった。
「やっと来ましたね。遅くて待ちくたびれましたよ」
「すみません。アリーナの場所がわからなくて」
そう言うとニーシャは鼻で笑って話した。
「まぁいいでしょ。どうせこの学院を見るのも最後でしょうし」
ニーシャがそう言うと、僕はニーシャに話をした。
「その、勝負だけど君にハンデをあげよう」
「ハンデですか。いいでしょ、負けた時の保険は作っておいた方がいいですからね。で、内容はなんですか?」
ニーシャがそう言うと僕は笑みを浮かべて答えた。
「1分間」
「はい?」
「勝負開始から1分間は僕は守備に回るから1回も攻撃をしない。でも、1分間を越えたら僕が攻撃を始めるね」いいでしょう。1分以内であなたを潰してやりますから」
ニーシャがそう言った途端、アナウンスが入った。
『これより決闘を始めます。ルールにはどちらかが戦闘不能、またはギブアップしたら終了です』
そう言われると、ニーシャは攻撃態勢に入った。
「それでは、初め!!」
開始の合図と同時にニーシャは僕に攻撃を仕掛けた。
「さっさと終わらせてあげますよ」
そう言いながら剣を突き刺してきたニーシャに対し、僕は持っていた剣をニーシャの剣に当て、そのままスライドして交わしていった。
「時間がなくなっていくよ」
僕の煽りにニーシャは動揺しながら攻撃を続けた。
「あと30秒」
そう言うといきなりニーシャの動きが止まった。
「ふふ、いっその事潰れて消滅してください」
そう言った瞬間、僕の機体の周りに無数の小さなワープホールが現れた。
「さようなら」
その言葉と同時にワープホールから無数の魔弾が出てきた。
「ふふ、ハンデをくれたから強いと思ったけどそこまでなかったみたいですね」
「それはどうかな」
魔弾によって発生した土煙から一機の機体が姿を現した。
「さて、1分間たったから僕の番だよ」




