巻き込まれたものたちによる脱出ゲーム
ある日のこと俺たちは集まっていた。
自分たちが通っていた母校で、当時のことを思い出しながら…
僕の名前は孤燈 幸田。高校二年生だ。みんなで学校近くの山で肝試しをやろうと集まった。そして集まったのは僕を抜いて三人。他の人で一人目は孤燈 明奈。僕の妹だ。
二人目は五十嵐 咲真。僕の親友でありいつもいっしょに遊んでいる。
三人目は瀧万実 レージ。妹の幼馴染で家の近くに住んでいたから仲が良かったんだ。
そして集まって裏山に行こうとした時あの事件が起きた。そう裏山に入った瞬間周りが光に覆われて僕たちは気を失った。
そして目が覚めたら僕たちは変な部屋にいた、そう真っ白い部屋に。綺麗だけど何か不気味さを感じた。だから最初は部屋を見て回った。何かないかを探すために。そして何かプレートのようなものが浮いてるのが目に入った。そのプレートの前に文字が浮かびだした。
〈はじめまして。巻き込まれてしまった子供たちよ。私の名前は××××。巻き込まれてしまった君たちを一時的にこの部屋に保護したものだ。まぁ信じられないかもしれないがな。そして君たちが巻き込まれたものを教えよう。まずはその浮いているプレートを一人一枚取ってくれ。話はそこからだ。〉
と空中に浮かぶ文字は言った。この場合浮かんだかな?
まぁ、僕たちはその言葉を信じてプレートを取った。今は説明が必要だったから。そしてプレートを取った瞬間プレートが輝いた。一人一人色は違ったぽいが。そしたらまたあの文字は説明を続けた。
〈まずはこの場所の説明と巻き込まれたものを説明しよう。
まず初めに君たちは課せられたものをクリアしないとここからの脱出は望めない。それだけは覚えておいてくれ。
次にこの世界の説明だな。この世界はとあるものたちの手によって一時的に作られた空間だ。だから現実に影響はないから安心しなさい。だが、この世界で死んだものは向こうの世界でも急に死を遂げることになる。だから死なないように気をつけなさい。
三つ目君たちが巻き込まれたのはとあるものたちの信者による宗教戦争だ。そう、彼らの殺し合いに君達は巻き込まれてしまった。そして君達はどこにも属してなくそのまま殺されるところだったのを私が助けたわけだ。だから一応私に属してることになってる。そこんとこも了承してくれ。
今のところ質問はあるかい?〉
僕は聞いた。
「この世界から出る方法は?」
そう今はそれが大事だからだ。いっしょにいる妹や妹との幼馴染がいるからだ。
文字はこう答えた。
〈それは説明しただろう。先ほども言った通り君たちが課せられた指名をクリアすることで脱出できる。あとはこの戦争。いやゲームが終われば脱出もできる。〉
そう文字は言った。だから僕はこう聞いた。
「じゃあ、その脱出条件は?」と。
文字は答えた。
〈その説明をするためにまずプレートの説明をしよう。プレートを触ってみてくれ。〉
僕たちは疑いながらそっと自分のプレートに触った。
そしてらプレートは光だし文字を映し出した。そして自分たちに説明してる文字はこう言った。
〈このプレートに描かれているものは四つステータスとスキル。そして君たちに課せられた課題だ。あと現在のパーティーメンバーだ。〉
そう文字は答えた。自分たちは何故ステータスというものがあるのかわからなかったが、まるでゲームのRPGのようなものだと感じた。そして一人づつステータスや今のスキル、そして課題が表示されていた。
僕のプレートはこうだった。
【ステータス】
L v.1
HP 50 MP 30 STR 5 VIT 7 AGI 5 DEX 6
INT7 SP15
【スキル】
投擲 ダッシュ 棒術 体術
【課題】
この世界でクエストをパーティーと協力して三つクリアする
こと
【パーティーメンバー】
孤燈 幸田Lv.1
孤燈 明奈Lv.1
五十嵐 咲真Lv.1
瀧万実 レージLv.1
こう載っていた。他の面々も同じだった。文字は追加でこう言った。
〈このステータスはゲームとなんら変わりはない。そしてスキルは君たちの記憶をもとに作成している。わかりやすいだろ?さてステータスはここまででいいな。次に課題の説明だな。課題は色々な達成条件がある。まぁ他の参加者の例をいうと他のチームと10回戦闘する者もいるときいた。まぁあいつらが強いかはわからないが。さて例で言うと幸田くんは『この世界でクエストをパーティーメンバーと協力して三つクリアすること』これがまた幸田くんの課題だ。このクエストはどんな難易度でも構わない。そしてクリアさえして仕舞えばいつでも脱出できる。これが課題だ。質問は他にあるかい?〉
そして咲真が質問した。
「じゃあ敵勢力を教えてくれ。」
そう質問された××××はこう答え。
〈君たちはクトゥルフ神話を知っているかい?〉
そしてレージが答えた「知ってる。ラヴクラフトたちが書いた本の一冊だよね。」
〈そう。そのクトゥルフ神話だ。この世界はそのクトゥルフ神話に出てくる旧支配者と旧神によって作られた世界だ。敵の陣営は有名どころだとクトゥルフやクトゥグア、それにハスターなどだ。他にもいるがいまはいい。そして、その旧支配者と争ってる旧神の代表であるノーデンスだ。だが旧神一応人間の味方寄りと言える。神話を読んだなら知っているだろうがな。巻き込まれた君たちは一応旧神側のものとなっている。そこを忘れないでくれ。さて他に質問はあるかい?〉
僕たちは顔を見合わせて少し相談した。そして
「最後に質問だこれからどうすればいい?」
××××は答えた
〈それは君達次第だ。さぁこれからゲームがスタートする。悪人になり脱出するとよし、善人になり脱出するもよしだ。そしてステージは迷路が主体となっている。迷わないように気をつけなさい。さぁ、君達が生き残り脱出できることを祈っているよ。もし何かあったら私に、いやそのプレートに話しかけてみるといい。もし話せそうなら教えてあげよう。でわ、いってらっしゃい。〉
××××がそう言うとまた目の前が白く光意識が暗転した。
そしてこの四人と他の狂信者共によるによる脱出ゲーム、いやデスゲームが始まるのであった…




