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1-2 異世界へ

「ようこそ。御剣刀夜様。」

声が聞こえた方を見ると、そこには絶世の美女が立っていた。

髪は金髪でウェーブがかかったロングヘアーが腰あたりまで伸びている。

服装は純白のドレスで、肌はシミ一つない白さだ。

目も同じ金色でその容姿から日本人じゃないということがわかる。

だが、それ以上に目を引く物・・・それは翼だ。

服などと一緒で真っ白な翼がその背中に生えていた。

「今回、あなたのガイドをさせて頂く、女神ヴァイスと言います。よろしくお願いしますね。」

まさかの女神様だと。

その女神様が笑顔で俺に伝えて来た内容もものすごいが。

「え?異世界?本当に?それに女神様?どういうこと?」

俺の頭では全く理解できない。

というか俺じゃなくても理解できないと思うけど。

数分後、俺は女神様と色々話して、ようやく理解できた。

本当にあの福引の賞品は、異世界への旅行だったらしい。

というかよく思い出すと、帽子とかで顔とか隠してたが福引の受付の人は女神様だったよ!

声とか一緒だよ!

何故女神様がそんなことをしているのかはわからないが。

「女神様、よろしくお願いします。」

「私のことはヴァイスとお呼びください。」

女神様が笑顔で言ってくる。

女神様をさんづけとか・・・いいのだろうか?

いや、本人がそう呼べと言っているんだから問題ないんだろうけど。

「えっと、それじゃあ、ヴァイス・・・さん。」

「はい。」

笑顔で返事するヴァイスさん。

う、美しい・・・。

その後、ヴァイスさんはこの世界について説明してくれた。

この世界の名前はアスタロト。

モンスターも存在する剣と魔法のファンタジーな世界だ。

「この世界には観光名所とかあるんですか?」

異世界って娯楽とか少ない気がするんだけど、この旅行は何をするんだろうか?

「今回、せっかくなのでトーヤさんには異世界でしかできないようなことを体験してもらいます。まずは街へ向かいますね。」

そういってヴァイスさんは歩き出す。

僕はその後ろに付いて行く。


少し歩くと街に着いた。

「ここはアリアの街です。ここで冒険者として登録しましょう。」

冒険者とは依頼を解決することでお金を稼ぐ職業だ。

依頼は多岐にわたり、モンスターの討伐依頼や、アイテムの納品依頼、他にも護衛依頼とかもある。

ちなみにヴァイスさんの翼は、さすがに真っ白な天使の羽は目立つからだろう。

何故か見えなくなっている。

街を歩くと獣耳と尻尾を付けた獣人、美男美女だらけのエルフ、身長は低いが筋骨隆々なドワーフなど多種多様な人間とすれ違う。

本当に異世界に来たんだなと感動しているうちに、気が付くと僕らはギルドに到着していた。

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