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魔王の巡礼記  ザジside

注意!

今回、作者の下手な文章で内容がわかりにくいかもしれません。

本来ならば、解りやすいよう直すべきなのですが、作者はこの文を結構気に入っているのでそのまま投稿することにしました。

すいません。後書きで話の流れを描きます。解りにくかった方はそちらを見ていただければ嬉しいです。

場面はザジがルルアを追い出した後の話です。

ザジ リンダース。

寂れた武器屋の店主だ。

無意識のうちにザジは部屋を眺めた。

あの時と同じだ。


幸せなときも。


それを失ったときも。


全ては止まったままだ。

欠けた部分が埋まることは無い。


いつもと同じように、思い出していた。

消せない過去。

消してはいけない過去。





リリア リンダース。

シノア リンダース。


オレの守るべき者たち。

何をかけても守りたかっものがそこには在った。




幸せの残滓。

目を閉じれば浮かぶ、幸せの幻。








夜。


ザジは武器屋の椅子に座っていた。

部屋に明かりはない。

木製の扉がノックされる。

「開いてる」

ザジはつぶやくように答えた。

扉から黒い影が現れた。

数時間後、

部屋にはかなりの人数があつまっていた。

だが、そこに会話は無い。

闇に紛れるように沈黙を保つ。

それは何かを待っているようだった。

中の一人が遂に耐え切れなくなったように声を上げた。

「計画は、あの旅人達が出発してから、だろ。緊急集会って何だ?計画がばれたのか」

返答するのはザジの声。

「予定が変わった。見た者も居ると思うが、旅人の嬢ちゃんがやつに攫われた」

動揺が波紋する。

誰かがそれをたしなめ、ザジに先を促す。

「同じ過ちを繰り返すつもりは無い」

つまり・・・。

「今夜、実行する」

ザジは椅子の下の床から一つの大きな箱を取り出す。

中にはザジが今まで作った武器たち。

どれも一級品。

当たり前だ。

国一の鍛冶屋の弟子なのだ。

それが中に居る影にいきわたっていく。

「機は熟した。俺たちの、逆襲を始めよう」

ザジの声が冴え冴えと響いた。













ザジはルルアを店から追い出し昔のことを思い出していた。

貧しい生まれから、家庭を築き、フールの街で幸せに妻と娘と暮らした。

そこに転機が訪れる。

ザジが外出している間に騒動が在った。

領主がザジの娘を連れ去り、抵抗した妻を殺したのだ。

ザジはそのことを悔み、恨み、領主に反逆する機会をうかがっていた。

信頼できる仲間も長い期間をかけ、集めた。

準備は揃った。そんな時、ルルア達が街に入ってきた。

何もしらない旅人を巻き込むわけには行かない。

ザジは計画を一時延期、ルルア達がフールの街から出てから、領主への反逆をすることにした。

が、ユナが領主に攫われてしまった。

ザジは計画を再度、変更。

ユナを救出もかねて、今夜中に領主に反撃の狼煙を上げることにした。


という流れです!

今後はこのようなことがないように頑張ります!!

今後もよろしくお願いします。


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