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2023 俳句ノート

「渋柿」をお題に

作者: 名無しのオプ=アート

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立ち上る

噛み跡からは

柿の渋


 渋柿を噛みきれなかったという句です。吐き出したものという解釈でもそれはそれで。


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夕暮れに

柿の噛み跡

捨てられて


 夕暮れに、歯形を残した渋柿が捨てられているのを見たというだけの句です。吐き出したものという解釈でもいいのですが。


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柿食えば

噛み跡に

月の(よだり)


 「(かじ)り跡」と違って、噛みきれなかったということにはなるのですが‥‥。こちらも、吐き出したものという解釈でも構いません。


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捨てられた

柿には残る

歯形跡


打ち捨てた

歯に残りしは

柿の渋


柿の渋

噛み跡から

立ち上る

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