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国民的女優と音声拡散

 災害とは突然引き起こされる。

 悲しいが日本という国に住む以上、災害とは付き合っていかなければならない。

 防災グッズを取り揃えた者こそが生き残る。備えあれば憂いなし。


 なんでこんなことを言っているか。至って簡単な理由だ。

 俺は今、絶賛災害に見舞われているからである。


 『澪に近付かないで。触れないで、喋らないで。ただそれだけ』


 昼休み中になんの脈絡もなく突然入った校内放送。

 スピーカーから流れてくるのは氷華の声。

 それも聞き覚えのある嫌なセリフだ。あの情景が一瞬にして思い浮かんでしまう。


 チラッと氷華の席に目を向けると仏頂面で吐息を漏らす。

 お弁当を突っついていた生徒も、一つの机を囲んでゲームをしていた生徒たちも、陰キャの椅子を奪い取って汚い笑い声を上げていた生徒も、五限目の課題が終わってないと騒ぎながら必死にシャーペンを走らせていた生徒も、廊下を不機嫌そうに歩いていた教師も皆スピーカーに目を向ける。

 見たところで視覚情報はなにもない。それなのにスピーカーへ目を向けてしまう。


 『守ってくれないのならあらゆる人脈を使って――さんを潰す』


 名前の部分だけは上手く聞き取れない。

 アレなりの配慮なのか、偶然マイクが拾わなかったのか。

 なにはともあれ、氷華の評価だけが一方的に下がる。

 皆は口を開くことがない。スピーカーから聞こえてくる雑音が教室内に響き渡る。

 この状況を理解するのに精一杯で喋るという本能的行為すらも忘れてしまっている。


 『関わったことを後悔させる』


 プツリと音が切れる。

 教室中に広がる静寂。

 スピーカーのノイズすらも聞こえなくなり、正真正銘の無が完成する。

 授業時よりも、期末テスト時よりも静かな空間だ。

 あまりにも異質で、時が止まってしまったのではと錯覚するほどである。


 俺はゆっくりと氷華に目線を向ける。

 彼女がどんな反応を見せるか。今どういう顔をしているのか。助け舟を出すべきか。干渉せずに一歩引いておくべきか。

 様々な思考が脳内を駆け巡る。

 走って、逃げて、逸らして、手を伸ばそうとして、また逸らして、逃げて、走る。

 氷華は困ったような笑みを浮かべるだけ。

 俺が手を出す段階ではない。静観しよう。


 ……。


 違う。

 そうじゃない。なにを格好つけてんだ。

 俺は……ただ怖いんだ。ここで氷華に助け舟を出して、首を突っ込んで、周囲から氷華へ向けられる目を自分自身に向けられることが怖い。

 だからあれやこれやとそれらしいことを言い並べて、正当化をする。

 小賢しい上に逃げる漢らしさゼロな自分が嫌になる。


 そうやって、自分を冷静に分析してなお行動に移すことができない。

 氷華はあんなに困った顔をしているのに。

 手を差し伸べることすらできない。

 漢としてというか、人としてどうかと思う。


 うだうだしていると、スピーカーがまた入る。

 ジジジジという雑音が教室に響き渡る。


 『今の音声は鷺ノ宮氷華の本性だ。嘘偽りない鷺ノ宮氷華の口から出てきた言葉。それを録音したものだ。いつもは偽の笑顔を貼り付け、愛想良く振る舞う。裏では常にこんなことを考えている。もう理想を抱くのはやめた方が良い。幻想を見るのはやめた方が良い。鷺ノ宮氷華は性格の悪いヤンデレ女子高生なんだ』


 あの男の声がスピーカーから聞こえてくる。

 演説チックなその音声に思わず顔を顰めてしまう。

 腹が立ってきた。

 俺や氷華、瑠香からの攻撃を受けない安全圏から手を出してくるその魂胆があまりにもいけ好かない。


 『お、おい。やめろ! まだだ。まだ終わってねぇーんだ! ちょ、おい。そのボタン押すな。押したら終わ――』


 スピーカーは再び切れる。

 教師が放送室に押し入り、強制的に終わらせたとかそんなところだろう。

 今に始まったことでは無いが詰めが甘い。その詰めの甘さにこちらは常々助けられているので文句のひとつもないのだが。

 放送をジャックするのなら、教師が乱入できないような下地作りをするべきだ。

 物理的に放送室の扉を塞いでも良い。

 放送室を奪還されればこうやって放送を打ち止められるのは目に見えたはずなのに。


 とはいえ、奴の目的は完遂したと言って良いだろう。

 クラスの雰囲気を、学校の雰囲気を変えた。それは紛れもない事実である。

 実際、静まり返った教室の空気はとても重い。

 皆は様子を伺うように周囲を見渡す。

 この静寂を切り裂くのはかなり勇気がいる。

 俺でさえ、声を出すのは憚られる。一言……咳払いすら、なんなら足音を立てることすらと憚られる。

 怖い。ただ怖い。


 誰も声を出さない。

 重たい空気を誰か打開して欲しい。皆そう思い、この助教を作り出した一人である、氷華へと視線が向けられる。

 一人が目線を氷華へ向け、それに気付いた生徒がまた氷華へと向ける。

 徐々に数が増えていく。

 氷華もそのことには気付いているようだが、口を開くことはない。

 だが、狼狽する様子も見せない。

 はっきり言ってしまえば何を考えているのかわからない。掴みどころのない表情を浮かべているのだ。

 喜怒哀楽をはっきりとさせているよりもよほど恐ろしい。


 そんな中、一人だけ氷華ではなく俺を見つめる女性がいた。

 姫居瑠香である。

 お前がどうにかしろというような瞳。絶対にそう考えながらこっちを見ている。

 どうにかできるのならどうにかしたい。というか、できるのならもうしている。

 正解がわからない。どうすれば良いのか。

 間違えるのが怖い。

 対応を間違えてしまえば、彼女の名誉を傷付けてしまうことは明白だ。

 少なくとも俺にその責任を負う覚悟は無い。勇気もない。何にもない。

 だから、静観してしまう。

 逃げてしまうのだ。

 あまりにも情けない話だ。

 こんな情けない幼馴染を笑ってくれ。




 沈黙は続く。

 誰も口を開かない。

 その時間が続けば続くほど、口を開くことに躊躇が生まれてしまう。

 そして開いてはならないという雰囲気すら漂い始める。

 一度生まれてしまった空気はそう簡単に消えない。ずっと淀んで、漂う。

 結局、昼休みにこの沈黙を破るものは現れなかった。




 放課後になる頃には雰囲気は多少軽くなった。本当にちょっとだ。

 多少軽くなったとはいえ、さっきのことは触れてはいけない。そういう雰囲気が漂う。

 授業中は特に顕著だった。教師が変に配慮して、氷華の方を一切見ないのだ。

 まるで腫れ物を扱うかのように避けていく。

 実際腫れ物なのだろう。

 そのせいでそういう空気がさらに大きくなった。


 鷺ノ宮氷華は日本中が認める人気女優だ。

 そんな彼女に無礼でもしたら、どんな仕打ちが待っているか。

 考えただけで恐ろしい。

 触らぬ神に祟りなし。

 変に触って顰蹙を買うくらいならば、見て見ぬふりをした方が良い。

 結果として、見て見ぬふりをする。その場に居るのに居ないものとして扱う。

 さっきの放送そのものを無かったものとして扱うのだ。

 まあ、賢明な判断であろう。


 各々が間違った配慮をして、あるいは俺の同じように逃げて、こういう雰囲気が出来上がる。

 良い傾向ではないことだけは理解している。

 これじゃああの男の思う壺であることも理解している。

 だからどうにかしなければならない。

 氷華が自らの口から否定することもできないだろう。

 過剰に反応するのは、事実であると認めるようなものだからね。

 氷華は動じていないことをアピールしつつ、周囲が忘れるのをただただ待つ他ない。

 それか助け舟を待つ。


 氷華に助け舟を出せる人物は限られている。

 事情を知った上で味方でないといけない。

 この教室だけに限れば、俺と瑠香の二人だけとなる。


 そう。

 全部わかっている。

 今どういう状況で、俺がどのような行動をとるべきか。

 わかっているのだ。

 でも、できない。怖い。ただ怖い。

 恐怖には打ち勝てない。一歩前へ出そうと結局足踏みしてしまう。


 覚悟も勇気もない。

 情けない。本当に情けない。情けないと思っているのに何も行動できない自分が情けない。


 「……はぁ」


 瑠香の方から吐息が聞こえた。

 深々とした溜息だ。

 瑠香は眉間を抑え、蔑むような目線をこちらに送っている。

 そういう反応をされるようなことを現在進行形でしているのだ。自覚はある。

 言い方を変えてしまえば、俺は今、幼馴染である鷺ノ宮氷華を見捨てている。

 極端かもしれないが、そう言われてもおかしくは無い。

 だから、なんでだと反論する気にもならない。

 瑠香の反応が正解だと理解しているから。ここで反論すればただの逆ギレになることを理解しているから。

 何を言うこともなくそっと目を逸らしてしまう。


 「さっきのなんなの?」


 俺が目を逸らして俯いているうちに瑠香は氷華の元へ行っていたらしく、氷華の机に両手を置きながら食らいつくように顔を近付けて問いを投げる。

 氷華に語りかけるように。でも、声は大きく、まるで周囲を巻き込もうとしているかのようだ。

 自ずからは触れたくない。でも、興味はある。これが周囲の感情だ。

 瑠香が触れたことにより、一気に注目が集まる。

 気になっていることを隠そうとして、氷華たちから目線を逸らし、作業の手を止めることはない。

 いつも以上に教室に留まっている人間が多いのが証拠だ。

 一度教室を出たのに用事を思い出した風を装って踵を返す者、付けたイヤホンを外すもの、眠そうに机に突っ伏せつつ耳を傾ける者。様々だ。


 「さっきの?」


 氷華はこてんと首を捻る。

 わかってて敢えて聞いている。


 「放送のやつ。あれ氷華が言ったの? それとも言わされたの?」


 お前が言われてたろ。と心の中で思う。

 どのように話を持っていくつもりなのか。見当もつかない。

 ただこうして何か一芝居うっているあたり、目的地は定まっているのだろう。

 

 「うーん、どうだろうね」


 人差し指を唇に当てて、いたずらっぽく微笑む。

 瑠香の助け舟を自ら沈めるような反応だ。

 想定の斜め上をいく反応に俺は困惑してしまう。

 氷華が何を考えているのか。やはり掴めない。

 同時に俺が手を出さなくて良かったと安堵してしまった。


 「どうだろうねって……」


 瑠香は眉をヒクつかせる。

 困惑、驚愕、憤怒、色んな感情が入り交じっているのが第三者から見て伝わる。


 「役者なんてそんなもんだよ。私の意思なんて関係ない。全部受け取り手次第なんだから。私はただ指定されたものを演じるだけ」

 「な、なにを急に……」


 氷華は突拍子もなく演技に語り始めた。

 瑠香はそんな反応しかできない。

 善処した方だ。

 無視されたっておかしくない。無視されるのは瑠香なんだけどね。


 「私には願うことはできてもそれ以上のことはできない。だからできる限りこう伝わって欲しいなって考えながら演技をするの。でも、最後に受け取って噛み砕くのは画面の前の人たち」


 氷華は瑠香の言葉を無視したのか、そもそも耳に入っていないのか、淡々と語り続ける。


 「つまりどういうこと?」


 瑠香は痺れを切らし、氷華と目線の高さを合わせて再度問う。

 その問いに氷華は反応を示す。

 にこっと静かな笑みを零した。


 「さっきのは私の声だよ。それは間違いない。否定したところでわかる人にはわかるだろうし。だから否定するつもりは毛頭ないよ」


 氷華はちろりと俺を見た。

 すぐに視線を戻す。


 「私の本心。心からでてきた言葉なのか、それとも台本があるのか。台本があったとして何を伝えようとしているのか。それを受け取るのは聞いた人たち次第ってこと。私が逐一これはどうでああでそうでって解説するまでもないし、する必要もないんだよ。そんなのは野暮だからね」

 「は、はぁ……」

 「瑠香はどう思った?」

 「あーっと……」


 氷華の投げかけに瑠香は困ったようにはにかむ。間を埋めるように頬を触る。


 「氷華のは演技かなって思った。私は演技って思った」


 少し間を空けて答える。

 氷華は目を瞑りしばらく黙った後にゆっくりと目を開ける。

 そして、微笑みかける。


 「それじゃあそうなのかもしれないね」


 氷華はそれ以上口にすることはなかった。


◆◇◆◇◆◇


 帰宅すると、氷華は先に家へと上がり、くーっと手を伸ばす。

 背筋も伸ばし、どことなく気持ち良さそうだった。


 「ふー、あっち。やっと動いたね。遅いくらいだよ」


 氷華は振り返ってそう口にすると、たんたんと足音を立ててリビングの方へと歩く。


 「まさか校内放送を使うとは思ってなかった」


 俺も後を追いかけるようにリビングへと足を踏み入れる。

 吹聴するのに校内放送を利用するとは思わなかった。

 その言葉は丸々とした真実である。

 何か手を出すのだとしたとしても、アナログな手法を選択すると考えていた。

 流石にあの男のことを低く見積もっていたらしい。


 「そうだね。私も同感かな。でも、あれぐらいで良かった」


 ソファに腰かけると安堵した表情を浮かべる。


 「あれくらいって。結構大変だと思うけど。全校生徒にあの音声聞かれたんでしょ」

 「そうだね」


 氷華は慌てる様子を一切見せない。

 落ち着きすぎていて逆に怖い。

 でも、彼女が落ち着いているのに俺が慌てる必要は皆無だよなと冷静を取り戻せる。

 慌てたってしょうがない。


 「先生たちを懐柔すればもっと私を貶められたはずだし、そのテレビで映像を流すことだって可能だったからね。それに比べたら今のは可愛いもんだよ」

 「それもそうか」

 「まあ、なににしろ、自体を収集するための布石は打てたからね。あとは回収するだけ。っても、私がどうにかするわけじゃないんだけどね」


 彼女は俺に冷たい視線を送る。

 ポジティブなセリフに声色、それらに似合わない目線だ。

 俺は思わず顔を強張らせてしまう。

 覚悟とは少し違うかもしれないが、身構えてしまう。


 「あの演技か?」


 布石とやらに思い当たる節はある。

 放課後に瑠香とやり取りしていたあれだ。


 「そう。あれ。含みのある言い方だったでしょ」

 「そうだね。なにか裏がありそうな感じだった」

 「受け取り手が勝手に演技の一環だと認識してくれれば良い。ウチの生徒に限った話じゃないけど、高校生って噂好きだからそういうのも簡単に広がるはずでしょ」


 くるくると人差し指を回す。


 言いたいことはなんとなくわかる。

 多分だが理論的な話ではない。感覚的な話なのだ。


 「でも人任せなやり方じゃない? 氷華は操縦できないよね」


 胸の中に残る違和感はこれだと思う。

 あまりにも人任せだ。

 博打に近いやり方と言えるだろう。


 「仮に私が違うのって全力で否定したらどうなると思う? それに私が主導権を握れることは多分ないよ」


 氷華はぶんぶんとわざとらしく首を横に振ってから、乾いた笑いを浮かべる。


 「氷華が全力で否定してたってのが広まるだろうな」

 「その通り。その噂だけを耳にした人はどう考えると思う?」

 「どう考えるって……うーん。否定してんなーって思うんじゃないの」

 「それじゃあそのままじゃん」


 冷たい視線が送られる。


 「深読みするんだよ。全力で否定するってことは何か疚しいことでもあるのかなって」

 「なるほど」


 つまり、あの時点でこれしか選択肢がなかったということか。

 そう言われてから改めて考えると、確かにそうなのかもしれない……と思ってしまう。

 どれもこれも一長一短だしな。


 「そういうこと。私としてはみーくんと駆け落ちするのも悪くないと思ってるから」


 取って付けたようなヤンデレ。

 へへへと笑うその表情に違和感を覚える。

 とはいえ、底知れぬ恐怖が湧き上がってくるのもまた事実なのだが。

 その違和感の正体は結局わからなかった。

 なんだったのだろうか。


◆◇◆◇◆◇


 学校に行くと、氷華の目論見通りになっていた。

 あの放送の内容は氷華を陥れようとしたあの男が悪意を持って切り抜いたものである、という見解が広がっている。

 近からず遠からずという感じだ。

 実際は氷華を陥れようとしたアレが盗撮した音声を流した……なのだが。

 なんかどっちもどっちだな、これ。


 まあ、はっきり言ってしまえば都合の良い展開だなと思ってしまう。

 これが漫画やアニメならご都合主義とかと罵られるのだろう。

 だが、そんじょそこらのヒロインと氷華の立ち位置は違う。

 彼女は十何年という長い年月をかけて、日本中から信頼を勝ち取っているのだ。

 アイツは今まで積上げたものをぶっ壊す的なニュアンスのことを口走っていたが、氷華が積み上げてきたものの方が勝ったということ。それだけ。

 鷺ノ宮氷華という名前の強さを肌で体感することになった。

 俺の幼馴染はとんでもなく強いんだなと。


◆◇◆◇◆◇


 氷華があの男の強硬策に打ち勝った。

 もう相手が打てる手立てはない。

 心配することは何一つない。

 そう安堵していた。


 「あ、電話だ。ごめんね」


 氷華はソファから立ち上がると、少し離れたところでスマートフォンを耳に当てる。


 「もしもし、鷺ノ宮です。はい。……はい。え?」


 氷華は声をうわずらせる。

 その声にビックリして俺は氷華の方へ目線を配る。

 氷華と目が合う。

 彼女は申し訳なさそうな表情を浮かべる。


 「ちょっとだけ時間貰えますか。これに関しては私だけじゃ決められることじゃないので……はい。はい。すみません。本当に迷惑かけちゃいます。お願いします」


 氷華はぺこぺこと頭を下げ、電話を切る。


 「どうしたんだ?」


 スマートフォンをとんっとカウンターに置いた氷華に問いを投げる。

 なにか問題が発生したのは見るからだった。

 手伝えることがあるのなら、手を貸したい。学校ではなにもできなかったし。

 これで帳消しに……とか不毛なことを考える。

 氷華は困ったように笑う。


 「みーくん。情報……週刊誌に売られた」


 氷華はそう口にしたのだった。

ご覧頂きありがとうございます。

次話は7月25日0時です。

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