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向こうの世界

作者: 丸二 菊

今夜も酒を飲みながら「彼ら」の生活を覗き見る。私があちらにいた頃とかなり変わった。



着物や食料もそうだけど、根本的に異質な存在を取り込んで生活そのものが変容したように思う。



あちらはいつも賑やかで既に夜なんてものは存在しないだろう。



でも、不思議な事に彼らの世界に夜は存在しなくても闇は存在している。



しかも私がいた頃よりも邪悪なものがはびこっている様に思える。



こんな異質な世界を受け入れている彼らの胆力にしばしば関心する。



私だったら絶対に受け入れられないね。賑やかなだけで全く楽しそうじゃない生活なんて。



そう言えば、「賑やかなだけで全く楽しそうじゃない」で思い出したけど、どこかせわしない彼らの営みを見ていると、生き急いでいるように感じる時がある。



そんなもの達が集まって邪悪なものを生み出してるのかな。


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