軽トラにひかれて死にました。
軽トラにひかれて死にました。
***
「...ここどこ?」
あたり一面真っ白な部屋だ。死んだ人間はこの部屋に来るのだろうか。そんなことを考えていたら、目の前に爺さんが現れた。
「君が佐藤ひろし君じゃばい?」
「ひゃっ、ひゃいっ!」
ばい?てか驚いて声が裏返っちまったじゃねぇかよ。この爺さんも死んだっぽいな。
「すまんのぉ、驚かしてしまって」
「あんた誰?なんで俺の名前知ってんの?」
「わしは神じゃばい」
は?何言ってんだこいつ。その歳で中二病かよ。つっこむのも面倒なのでそこはスルーしよう。
「ああ、神ね。そんでなんか用?」
「君には異世界に行ってもらうばい」
うわーー。ここまでこじらせてんのかよ...てか異世界?なにこの状況?ラノベのプロローグなの?
「あー、そうっすか。そんで?」
「ステータスを振ってもらうばい」
「ステータス?」
「運 容姿 性格。最大で150あるからこの三つに好きなだけ振ってくればい」
「つまり平均値が50ってことか?」
「そういうことばい」
気になってたけど、「ばいっ」てなんだよ。
「決めた」
「ほぉ、早いのぉ。言ってみんばい」
そんなの決まってる...
「運が50、容姿が100。性格は0で頼む」
「性格0でいいんばい?」
「ああ」
運は悪くない程度にすればいいし、イケメンになればハーレム出来るしな。
「じゃあ早速、異世界にとばすよ?」
爺さんはそう言い残し、俺は異世界に着いた。
「ばい。言わねぇのかよ」