2話 男主人公 女主人公
以降の検索結果の作品数は基本的に、詳細検索でキーワード指定範囲を[キーワード]にチェックを入れた結果です。
キーワード検索の一番の問題、弱点は表記揺れです。
例として公式キーワードの「男主人公」で説明します。
(公式キーワードは2016年5月24日のジャンル再編でできました)
「男主人公」と 類似の意味を持つキーワードが以下のように存在します。
男主人公 検索結果:6,513作品
男性主人公 検索結果:77作品
主人公男 検索結果:74作品
主人公は男 検索結果:49作品
このような表記揺れにより、せっかくの作品が検索結果に表示されないのは残念です。
「女主人公」も同様に表記揺れがあります。
女主人公 検索結果:6,478作品
女性主人公 検索結果:287作品
主人公女 検索結果:50作品
主人公は女 検索結果:51作品
ジャンル再編後の新規作品は、公式キーワードの「男主人公」「女主人公」を使用されているようです。しかし、それ以前の作品は公式キーワードを使わず連載を続けている場合があります。
また、主人公の性別をキーワードで明記していない作品もあります。
「悪役令嬢」「乙女ゲーム」のキーワードがついている場合、たぶん女主人公だと思います。(男主人公の作品もありますが)
「主人公が悪役令嬢なのですから太陽が東から昇るが如く、女主人公であることは自明でしょう? ですから女主人公などと書く必要などどこにもございませんわオーッホッホッホ」
と考えず、キーワードを登録すると検索結果に生き残りやすくなります。
例をあげると、読者が「女主人公 恋愛」の二つをキーワードで検索した場合、「女主人公」をキーワード登録していない恋愛系悪役令嬢小説が検索結果に残らない、といった事態になります。
現時点では「男主人公」「女主人公」のどちらも使われていない作品が大量にあります。主人公がこれまでも今後とも性転換しない場合、主人公の性別をキーワードとして登録するのがいいでしょう。
詳細検索だとスマホからツータップで「男主人公」や「女主人公」にチェックできます。