Happy birthday to you.
とある大切な方へ誕生日プレゼントとして綴った詩です。
出逢ってくれて、ありがとう。
「Happy birthday to you.」
歌い慣れた歌の筈なのに。
言い慣れた言葉の筈なのに。
「Happy birthday to you.」
…どうしてだろう、少し照れくさく思えてしまうのは。
「Happy birthday to you.」
ねえ、在り来たりな言葉だけど。
―…最後まで聴いてくれたら、嬉しいな。
ねえ、私は、今でも不思議なんだ。
私と貴方が初めて出逢った時、私は、貴方がこんなにも私にとって『大切な人』になることは、無いと思っていたんだ。
私は、昔から人見知りで、臆病で。
慣れた人以外を、自分の『心』に受け付けない様な所があって。
…「誰かと関わる事」に、とても怯えて居たような、そんな人間だったんだ。
…だけどね?
「初めまして。」
あの日、その一文は貴方へ宛てて、とても自然に打ち出せたんだ。
―この人と、『友達』になりたい。
初めて心から、そんな事を思った。
―…きっと、他人から見たら、くだらない事がきっかけかもしれない。
私の気持ちは『重い』かもしれない。
―…だけど。
ねえ、大切な貴方へ、私からの『ありがとう』を。
「…Happy birthday to you.」
貴方に出逢えた事が、私にとっての『プレゼント』だよ。
Happy birthday to you.
貴方に出逢えて私の未来がどれだけ明るくなったか、優しい貴方はきっと気付いていないでしょう?
「君が汚い訳無いじゃないか!」って。
「大丈夫だよ」って。
―…「俺も大好きだよ」って。
貴方が今日も楽しそうに笑うから。
私は時々、とても心配になる。
優しくて、悲しい時にも「悲しいよ」って言わない貴方が
たった独りで、泣いてないかなあ、って。
苦しいのに「大丈夫だよ」って。
無理矢理笑って居ないかなあ、って。
―…だから、私は、貴方に伝えるね?
例えこの先、どんな事があったとしても。
私は、ずっと永遠に、貴方の『味方』で在り続けるから。
「Happy birthday to you.」
貴方に出逢えた事が、嬉しい。
「Happy birthday to you.」
貴方が笑って居てくれる事が、嬉しい。
「Happy birthday to you.」
貴方が、今日も幸せでありますように。
「Happy birthday to you.」
―…『此処』に貴方が居てくれる事が、私にとっての『幸せ』です。
「Happy birthday to you.」
傍に居てくれて、ありがとう。
「Happy birthday to you.」
―…だいすきだよ。
Happy birthday to you.
生まれてきてくれて、ありがとう。