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府会議員になる。  作者: HIKARU
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トップの考え

昨日の山口さんと濱中君の話は面白かったな。山口さんはテレビの情報を取り入れつつ、自分なりの考え方を持っていて、僕も自分がいかに長さされながら生きてきたのかを痛感させれれた、濱中君は後輩ながら、現状をしっかりと捉えていて、頼もしい後輩と思いつつも仕事場の僕の人の対応は、矩を超えない程度の付き合いしかしていないのも考えさせられた。まぁ今日はリーダー研修の課題生産性のアップのための施策の会議やけど、この前も同じ議題だったのでそのまま使うことで時間短縮させてもらった。


会議の時間


「 エー、今回、計画道理の水準にいかなかった件は.......」

ほんと同じ話で進展がなさすぎる。

「では、今回この会議での決定事項で次回に...」

これも毎回同じ話でよくやるわ。現状を変えようとするアイデアより、日本人特有のって言うか

どこが悪いいから直して改善って話やから結局、斬新な話より今をどうするかっていうより、愚痴ってる

ばかりの会議、正直嫌になってくる時間の無駄な気がした。

中家部長が、たまたま喫煙場にいたので、今回の会議の話を会話のネタにして政治について、上役っていう人の考え方を知る事で政治家のベテランの考え方もイメージする事が出来るんじゃないかと

何故か直感で思った。

 

「 中家部長。今日の会議いつもと同じ内容でなんだか僕がいなくてもいいんじゃないかと思いました。

 なんで、変わらないのに同じ内容の議題をあげて時間の無駄になっても会議なんてするんですか?」

「林くん、その考え方は8割くらい間違っているよ。同じ考え方しか、各リーダー達が会議に持ちこまない から、終始その話にしかならないんだよ。例え、突飛な考えでも笑われても構わないからそれを言って くる事に会議の意味があるんだよ。勿論、僕たち役員は会社の利益を考えて発言をするから、否定的な

 発言になっていくんだよ。それを跳ね除けるくらいの自身、この場合は根拠がまるでないけど、情熱み たいな発言をして欲しいんだ。俺が変えてやるって言うくらいの情熱をプレゼン出来れなければ、会社 は傾く、実際にはリストラをする事で会社は存続出来るかもしれないけれど、明日は我が身、役員で  あってもけっして安定って言うんじゃないんだよ。寧ろ、パートさんや一般社員の方が法律で守られて いるって言う事実は、誰も知らないからね。」

「薬院って、そんなに厳しいもんなんですか。てっきり、会社の立場にいることで守られているっと思っ てました。」

「その立場にならないと分からないって事を林くんは学んだほうがこれからの生き方に役に立つとおもう よ。」


中家部長との会話で少しわかった事がある。それは、立場の違いの認識が上の者も下の者も全く

理解できていないって言う事だ。どうやったらお互いの立場を知ることが出来るのだろうか。

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