私の夢
学生時代の私は、物静かだった。真面目で、勉強ばかりしていた。私の名前は、上条奈保子、45歳。特に、英語が好きで、いつも、テストでは、90点以上だった。将来は、英語を使う仕事に就きたかった。
社会に出てから、私は、性格が、全く変わってしまった。私は、損害保険会社の事務の仕事に就いた。仕事は、厳しかった。ミスは、許されなかった。常に、緊張を強いられて、仕事をしていた。物静かな私は、どこにもいなくなっていた。気の強い、負けん気あふれる私に、変わっていった。
だんだんと、キャリアウーマン的になっていき、バリバリと、仕事をこなす毎日だった。月末は、仕事が山積みだった。だけど、すごくやりがいもあり、給料も、良かったので、頑張れた。ただ、そのおかげで、婚期は、遅れたが。
私の夢は、世界に通用する人間になりたかった。ただ、ただ、それだけだった。田舎育ちだったが、そこでは、一生を終えたくなかった。なかなか、叶えられずにいるのだが、毎日の英語の勉強は、欠かさない。
仕事の合間に、いろんな習い事は、やったりした。人間の幅も広げたかった。とにかく、何かを、無性に、吸収したい自分がいたのだ。それが、何であってもよかった。
保険会社での仕事は、悪くはなかったが、もっともっと、世界に羽ばたきたかったのだ。なので、私は、お金をある程度貯めた頃、会社を辞めて、アメリカに、留学したのだ。
最初は、なかなか、馴染めず、英語も、あまり、話せなくて、大変な思いをしたけど、慣れてくると、生活は、楽しいものに変わっていった。そうなると、水を得た魚の様だった。いろいろな外国人とコミュニケーションをとったりして、楽しい日々を過ごしていた。これが、私が、日本にいた時、やりたかったことだった、と、思い、充実していた。
そして、一人のアメリカ人と、仲良くなった。彼の名前は、ジェイソンといって、ボストンの出身だった。彼は、私に、親切に、英語を教えてくれた。ボストンの街も、案内してくれた。私は、彼のおかげで、どんどん、英語が、上達していった。私は、ジェイソンに、恋心を抱いたが、彼には、恋人がいた。残念だったけど、仕方なかった。
夢は叶ったけど、恋愛は、叶えられずにいた…次の目標は、恋愛になった。英語が、話せる様になったら、またまた、私の性格は、変わっていった。大胆で、積極的になっていった。自分でも、驚いている。
自分から、積極的に、男性に、話しかけれるようになった。そして、日本語ではなく、英語ということで、何でも話せた。すぐに、何人の男性とも、仲良くなった。とても嬉しかった。その中の一人、ジョンという人と、お付き合いすることになった。外国人だと、身構えていたが、フランクに、接してくれて、とても、仲良くなった。
そして、ジョンと私は、結婚した。でも、何年経っても、子供ができなかった。不妊治療もしたが、できなかったのだ。私は、辛くなって、ジョンと、別れることにした。
それから、私は、日本に帰って、子供向けの英語のクラスで、英語を教えている。最終的に、英語に携わる仕事ができたので、満足している。
これから、また、新たな目標を見つけたいと思っている。当面は、健康で、英語のスキルを生かして、頑張っていきたい。そして、新たな恋愛にも、挑戦してみたいな。




