14/73
14.君に会いたい
君は旅立ってしまった
またねと行って頭を撫でて
ただいまと抱きしめたかったのに
旅立ったと知らせを聞いた
覚悟はしていたけれど
込み上げてくる喪失感
溢れてくる涙
止まらない嗚咽
君は幸せだっただろうか
この17年 幸せだっただろうか
抱っこをされるのが嫌いで
あまり人には懐かなくて
父が風呂からあがるのを待ち伏せして吠えまくる
階段を降りれなくなった頃には
降ろして欲しいと階段のてっぺんで吠えていた
また君を抱きしめたいよ
また君の頭を撫でたいよ
旅立ってしまったね
もうただいまと帰っても君はいないんだね
鼻をひくつかせて足の匂いを嗅ぐことも
ヨガの邪魔をするように手を舐めることもない
まだまだ涙は枯れそうにないんだ
君に会いたいよ
せめて夢の中に出てきてくれないかな
小さな小さな君を
また抱きしめさせてくれないかな
腫れた瞼を閉じて
祈りを込めて眠りについた
どうか 君に会えますように
暫く立ち直れそうにないのですが、愛犬のためにも幸せになろうと思います。
大切な時間をくれた愛犬のためにも、必死に足掻こうと思います。




