13.私を待っていて
盆が近づく熱帯夜
愛犬の命日が近づいていた
そんな矢先
知らせが入った
5代目の愛犬が虹の橋を渡ったと
覚悟はしていた
老犬だったから
もしかしたら お迎えに来るかもしれないと母と話していた
震えても自分の足で歩いて
ふらふらしながらも立ち上がって
必死に生き続けていた
私が最後に頭を撫でた日
彼女は前日からご飯を食べていなかった
眠っていて それでも呼吸は落ち着いていた
またね
そう告げたが 最後の言葉になってしまった
幸せだっただろうか
最後は苦しくなかっただろうか
想いが巡ると同時に
涙が止まらなかった
大好きだよ
大好きだよ
ずっと大好きだよ
何度も何度も唱えた
口に出して何度も唱えた
最後に抱きしめてあげたかった
出来れば看取ってあげたかった
もっともっと一緒に居てあげればよかった
忙しいからと 会いに行けなかった
後悔している
とても とても とても
もっと一緒に居てあげたかった
大好きだよ
これからもずっと
大好きだよ
そっちにいつ行くかはわからないけれど
少しだけ待っていてね
みんなと一緒に待っていてね
また会えた時は いっぱいいっぱい抱きしめさせてね
17年と4ヶ月
頑張ったね 本当に頑張ったね
ありがとう
大好きだよ
ゆっくり休んで 待っててね
私も今を必死で生きるから
みんなと一緒に待っていて欲しい
先程から涙が止まらなくて、ありがとうと大好きを書き留めたくて綴りました。
ありがとう。
大好きだよ。
いくら伝えても伝えきれず、フォルダを漁りながら涙が止まりません。




