生き方
「すべては偶然なんかじゃなく
必然なことばかりかもしれない」
浜崎あゆみ
ボストン行きなんですが、
私としたことが、
なんと、
ほかの同僚に
なったんです。
これは
不服。
私、
行く気満々だったんですけど。
もう駄目かもしれない。
人生。
私は、やっぱり、
このJapanでですかあ。
その後何回か坂城くんと、
連絡とったり、
会ってたり。
前から知っていた人だから、
いろいろ話せて楽しかった。
社会人としても先輩だし、
アドバイスしたり、
辛口だって彼もそこそこ知っているから、
出来たりと。
偶然的で、
必然的な出会いから、
しばらく経ったとき、
坂城くん「みさこさんと付き合いたい。」
はぃぃ?!!
彼女いるでしょ?
「別れた」
別れて寂しいから
私と付き合いたいなんて言い出して!
「違うもん。
あの日みさこさんに会ったときから、その思いが思い出してきて…
別れた理由は別にほかにもいろいろありまして。」
そうでしたのね。
「みさこさんが、
もっと好きになちゃったんだもん。」
だもんって。
あ、ほかにも彼女いるんでしょ?
「いないもん。」
ここにいないってことでしょ??
ここ以外にいるんだね?
家とか?
「未来の彼女がここにいる。」
ズキュン
そうやって
彼氏ができた。
目をキラキラさせていたわけでもなく、
(今思えば、むこうかなあ…)
相手の話を一生懸命聞いていたわけでもなく、
おデートの日を先伸ばしたわけでもなく…
おいしい彼氏の作り方は、
あくまでもマニュアル
あくまでもレシピ
料理だってレシピなしで作れちゃうのと同じなのかなあ。
国語では漢字の書き方を教えてくれた。
数学では数字の足し算とかの答えは教えてくれた。
化学では窒素とかを学んだ。
英語では異文化に触れた。
歴史は昔の出来事や人物を教えてくれた。
でも、先生は肝心なことは、
教えてくれない。
どうやって生きていくか。
問題定義もしてくれない。
むろん答えなんて
なおさらだ。
どうやって生きていくかの問題に、
参考になりそうな科目は、
数学と歴史だと思う。
でも、
先生はどうやって生きていくかなんて、
生徒に教えてくれなくていいんだよ。
自分たちで、
問題を作って、
自分たちで
答えを出していくから。
それが生きていくってことだと思うから。
って、
話しが広がったけど、
どうやって生きていくかと同じで、
おいしい彼氏の作り方なんて、
やっぱり
うまくいかないよ。
あれだね、
ダイエットの仕方と同じだね。
「みさこって呼んでもいい?」
あ、はぃ…
私は、なんて呼べばいいかな?
「うーんとね、
darling」
だぁーりん?
かかかかっかか
かわいい。
ズズズキュン
「みさこ彼氏出来たの?!?!?!」
「もう、合コン行かない系だ!!
行かないよね〜〜。」
うん、
まあ、
みさこじゃあるまいし。
あ、ごめんなさい。
「全然!
合コンとかいくの、
悪いことって思ってないし。
私にとって。」
あなたに
とってですよね、
そうですよね。
承知しておりました。
ごめんなさいと言って
ごめんなさい
だわ。
darlingかあ、、、
呼べるかな?
携帯の電話帳もdarling
にするの?
そんなみさこが
かわいいなあああ。