表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/19

コミュニケーション力

友人みさこ「みさこ!!!!今度合コン行くよ!!たまには、つきあってよおおお。」


ええ、〜〜〜。どこでやるの?


「ぶくろ!」


遠!!


遠いからいけません。



「えええ、いいじゃあん?


じゃあじゃあ、渋谷だったら、来てくれる?」






















みさこはほんとコミュニケーション力いいよねえ。



じゃあ、って、


nice接続詞だよ。



確かに、



遠い

から

行かないって



いったもんね。




”から”






「お願い!!」




そうだよね、いつも断ってばかりだもんね。


私「うん、いいよ。










でも、もちろん終電で帰るよ。」






なんだかねえ。
















みさこ「じゃあ、渋谷で、おっけいか、メールしまあす。」












当日。






みんなそろったから、


乾杯しようか?


「カンパーーーィ!」













何に??












もう顔が


引きつり笑顔








すごおおく、めんどくさい、自己紹介。


ええいい、ここは、ビジネスだと思え!!




みさこ「みさこは、私と名前がおなじ、みさこ、です!」


私「加賀山です。」






苗字かよ!!









A男「みさこちゃんは、何のお仕事してるの?」






うざ!!!加賀山って自己紹介したじゃん!!!





「化粧品会社で、販売やってます。」





B男「へええ〜、すごいじゃん!だから

きれい系なんだああ。」






だからって???



接続詞、間違ってますよ。




「とんでもありません」








うううう〜〜〜、


かかっかか



帰りたい。



この非常識なメンズらには耐えられない。







ってかあ、

加賀山みさこ、

この席で名字で自己紹介するわ、一問一答の会話するわ、

いけませんよ!!


話題広げないと!!







仕方ない。

ワインを飲むしかない!






事前に、みさこから、


「今日、絶対、趣味の話になるから、ってか、私がするから、その時は、みさこ、

趣味はお料理ですって、言うんだよ。料理に”お”つけてね!!得意料理は?とか、聞くから、ちゃんと、言ってね!!」






いつだいつだ?趣味の話はいつするんだ?!








その話題がおわったら、気持ちよく帰れる!!






みさこ「じゃあじゃあ、みんなの趣味の話にしよう?!」


みさこ「私は、ジムのバイク!」






一団は、みさこのジムトークで盛り上がる。

みさこはすごいなあ。

たった、ジムのバイクで、こんなに話が盛り上がって、場が和らいで。。。



もって生れた才能だよ。



ってか、このまま、私に話を降るのをわすれてしまっても、いいよ。









声を発するのも、

だるいわ。



C男「こっちのみさこちゃんも、ジムるの?」





ジムる?



そんな日本語ありませんけど!!






みさこ「みさこは、お料理が趣味なんだよね!!よく私も食べさせてもらってる。得意なのなんだっけ?」









きたーーーーー。













私「得意、お、料理とまで、いかないけど、オニオングラタンスープとか作るの好きだよ・・・」



Dちゃん「すごーーーーーいい!!凝ってるね!」




みさこ「私、みさこのパンプキンタルト大好き!!」




A男「うまそ〜〜!








今度作ってきてよおお。」











でたああああ。




だれが作ってくるもんか。












あなたは、ただのカボチャで、十分です。

カボチャの食べすぎで、カボチャみたいになっちゃえ!





















毒。
















毒はいたな。。




































帰り際…




A男「ねえねえ、ケータイ教えて?!」


私「docomoのNです。」










おい、

そういうことじゃ、ないだろう?!

いつから

携帯電話ショップの販売になったのか?













あああああ、

ワインはやっぱりおいしいかったなあ♪



こっそり、ボトルで頼んでいたの、みんなにばれていませんように!!




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ