何時迄もあると思うな親と金
「何時迄もあると思うな親と金」
ほんとにまさにそのとおりでございます。
もう、実家に戻ってあーだーこーだ親に報告している場合じゃない。
どっかで甘えている。
パパに社会の愚痴をぶーぶーこぼしても、なんにもならない。
ママは何にも答えてくれない。
でも、2人は話を聞いてくれる。
実家のご飯が食べたくなったら、そく実家。
おいしい何かを頂いたら、そく実家。
お姉ちゃんが実家に行くって聞いたら、私もそく実家。
仕事でうまくいかなかったら、そく実家。
プライベートでうまくいかなかったら、そく実家。そして引きこもり。
パパとママだって、
お姉ちゃん、お嫁に行っちゃったし
私だって一人暮らしだし。
絶対寂しい
はず!
甘えだよね、これも。
一人でも生きていけるようにならないと。
会社なんて明日にでもカツンと切られるかもしれない
このご時世。
資格でもなんでも取って、一人になっても大丈夫なようにバリアはっておかない
と。
ね。
しかし、
ふらーふらーっと
お世話になっちゃうよ。いろいろと。
いかんいかん。
母「みさこ、今度ね、ボストンに行っていたときに、お世話になった会社の人が
日本に旅行でいらっしゃるんですって。息子さんとくるらしいわよ。箱根にいか
れるらしいの。」
私「そうなんだあ。」
母「みさこパパと箱根に案内で行ってくれない。旅費はもちろんだすよ。」
私「ママがついて行けばいいじゃん!!」
母「ほら、私、英語できないし。」
よく言うよ。
ママだってボストンで主婦していたくせにいい。
母「それに息子さんがくるっていうし、年が近いあなたの方が息子さんもつまら
なくないかと思って!」
まままあね。
母「それに…」
私「な、何でしょう?」
母「…ママ、土曜日はフラダンスの日だし、発表会も近いし~。」
そこ!!??
はいはぃ。
私が行けばいいんでしょう?
あ、あ~~。
私が未婚だからって、家族行事に付き合わされる。
ま、仕方ないか。私が、ふーらふーら実家に出入りして、
お世話になってるんだしね。
私は、パパっ子だし、喜んでついて行くわ。
私が生まれた時は、
ママは息子がほしかったらしい。
でも
でてきた赤ちゃんは
女の子。
よくあるパターンですよ。
パパはママを
なだめる。
そしてパパは二女を、ママのそんな気持ちに気づかれないように、手厚く接する
。
ゆえに
二女はパパが大好きになり、
ママの扱い方が分からなくなる。
どうせ、
(ものすごく失礼な発言を今からするので、ご了承を。)
一緒にくる息子さんって、
この年で親と旅行にくるなんて、
まれよね。
20代で息子って父親と2人っきりで旅行するもの?!
よほどモテない
or
わけあり…
どっちにしろ、
たいしたこと無さそう。
あ、
こんなことを思ってしまった
自分も恐ろしい。
もしかして、
私が、
よほどモテない
or
わけあり…
or
その両方。
いたいいたいぃ
いたいぃ。
パパ「当時大変お世話になった方だから、みさこよろしくな。
一昨年奥さんを亡くしたそうだから、そこもみさこに伝えておくよ。突然だった
ものでショックも大きかったみたいだ。」
ダーリンにこれを話したら、かなり嫉妬された。
まだまだ子どもだなあ。
ダーリン「だってお互いの子ども同士を会わせるなんて、まるで親公認のお見合
いみたいじゃないか。」
確かに。
するどすぎるねダーリン。
私「そんなこと言われると意識しちゃうじゃん。」
↑これ爆弾に火をつけるようなもの。
しーん。
しーん。
ぎゅ。
ダーリンはやっぱりかわいい。
そして当日。
なぜか英語だとしっかり目を見て話せるようになれるんだよね。
そして日本語だったら興味すらわかないような話題でも、英語だと
ものすごく魅力的に聞こえるんです。
『おいしい彼氏の作り方』の
・目をキラキラさせる。
が、英語マジックで無意識的にできるのだ。
そうして
英語で会話
目をキラキラさせて2日目…
英語マジックにかかっている私に、
マジックの影響が降りかかる。
"I really like you"
(好きです。)
サーーーー
マジックが解けた瞬間です。
キラキラ効果がここまですごいのかと、体感。
"well,,, i dont know what i shoud say,here,,,"
(何を言っていいかわからないよ。)
"It's ok, i can wait,"
(大丈夫だよ。)
はあ。
一泊二日の箱根旅行は終了し、
お二人は、十日間の予定できているので、それから東京へ戻り、観光を続けるら
しい。
もうよくわからない展開になりそうだ。
どうしよう。
こんな時は、
逃げる。
しかし、
相手が相手。
パパの知り合いの、息子さん。
しかもパパも知っている。
余計めんどくさいなあ。
しかし、
ごめんなさい。
英語マジックにかかって、
キラキラ効果が現れて
”しま”
いました。
なので、
ビーダッシュで
逃げさせていただきます。
ビー
ビー
ビーーーー!!
何時迄もあると思うな親と金。
その言葉は頭においてこれからも生きていきます。
そして、
パパ、
キラキラ効果の成果を見せてくれて、
ありがとう…