表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/19

二股中

「彼氏ってさあ、別に一人以上いてもいいと思う。」



















※注…友人みさこの発言。













私「そ、そっかなあ?」






そう思う人は、

めったにいないと思うよ。



友人みさこ「だってさ、そこに愛があって、楽しければ、いいんじゃない?」






浮気の定義がいろいろ人によって違う。


何が浮気で何が本気か。


よくわからないけど、


私は今、


二股中だと思う。



別に彼に、

また付き合おうとか、

私が彼に

付き合ってとか聞いたわけでもないけど。


完全に心が通い合っている感がする。



自分の成長の第一歩は

自己認知である。


他を知る前に

己を知ろ。


目下にあるこの現状。


それは二股中。


完全に気持ちが移行している。


元彼のこと

darlingには言ってないし。


言ったらかなりへこむだろう。

プラス私の気持ちが元彼へ行っていることなんて告げたら。


darlingだって子どもではあるまいし、

元彼の状況を理解して、私がお見舞いに行っていることだって、

理解してくれるだろう。


しかし、その表面的な行動

プラス

今回私がこのように、自ら、「二股中」と名乗るようなことになっているナンテ

事実。


darlingは大切だしほっとけないし。


もやもやもや。






darlingに言ったほうがいいのかな?











電話とかメールじゃなくて、

ちゃんと会って話したい。







会わないと表情もわからないし、

その場で思ったその言葉を聞きたいし。


















件名:darlingへ


本文:darlingお疲れさま。

今日は一日どうだった?

あのね、話したいことがあるだ。

今日忙しい?







話したいことがあると

言われて、

世の男子はなんの話だとまず、想像つくんだろうね。



返信メールは、

『話したいことって何?

今日、だめなんだよね。

電話じゃだめなの?』
















電話ではだめです。















そんな文明発達品に

頼っていられないのです。


人はやはり会って話さないといけません。




















ゆうきに

面会したその日、


あまりにも遠い存在で

それが確定した。


しかし、


今では、

遠い存在なんかではなくなった。

こんなに

心が通じ合う。



!!!!















やっぱりこれは、


大変です。

二股です。


私、そんなこと、できません!!


どうしよう。





でも

認めたくないけど、彼との明日は来ない。

それは、気持ちの問題ではなくて…









でも、ゆうきが回復して、

退院して、

そしたら、













どうなるんだろう?







友人みさこみたいに、

器用にできないよ。


大好きな人は、

世界に一人で十分だよ。








その人は、

どこにいるんだろう?












「みさこのこと

もう一回、好きになっていいかな?」





















うわ、

何これ。











ゆうき、ずるいよね。

そうやって、もう一回とか言ってさ。


もう、なってるんでしょ?















強がった意見の裏には

とてつもなく

か細い声で








「ありがとう。」























再会した日


ばくばくだった、心が

今、

キュンとなって、大変だ。






これが、

キュンってなることなのか!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ