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生贄の村  作者: 春竜
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引越し

血まみれの部屋にいる俺はどうやら頭がおかしいらしい。

 「ねぇ一輝君、モウ置いてかナイでね。」

 そう言って近ずいてくる。

 「みんな、みんな○○様のイケニエになっちゃえ。」

 「イケニエニナレ」

 「イケニエニナレ」

 「イケニエニナレ」

 繰り返される言葉。

追いかけてくる足音。

凄く走っていて足は疲れている。

そこで足が縺れてしまった。

 ガシ

強く掴まれて後ろを向くと…

 「イツキクンイケニエニナレ」

 

 

 「一輝〜行くわよ〜」

 今から俺達は引越しをする。

森の中にある田舎の家から都会の方へ引越すのだ。

 しかし引越しの他に楽しみがある。

それは友達との卒業旅行だ。

まぁ卒業旅行の内容としては、とある村へ行きその村の都市伝説を解明しようという、何とも中学生らしい考えだ。

 その村ではこんな伝説がある。

 "その昔、その村では年に一度村の幸福を願い〇〇様に生贄を捧げるのだ。そうすることで、その年は村は幸福だそうだ。しかしこの生贄を捧げないと〇〇様は怒り、村を滅ぼす"と言われている。

 〇〇様とは村の掟で名前を伏せているのだ。

 この伝説を解明しようというのが今回の目的だ。

まぁ僕達がそんなこと出来る訳が無いと思うけど。

 行くのは俺と幼馴染みの舞、友達の和也と志葉、舞の友達の湊美だ。

この5人で行く。

 その村は噂では地図上には無いと言われている。

 いわゆるゴーストタウンだ。

 よく肝試しで行くという話も聞くが帰ってきた試しが無いぐらい危ないところだ。

 しかし僕はここに行くと決めた。

理由は気になったからだ。ただそれだけ。

 もうそろそろ新しい家につく頃だ。

 今日は早く寝て、今度のホラー旅行への気力をつけておこう。

 

 

 この時まだきずいていなかった…

伝説の本当の意味に…

読んでいただきありがとうございます。

作者の春竜です。初めての投稿でまだまだ足りない所もありますが、どうぞ続きも読んでください。

この『生贄の村』の始まりはこんな感じでした。このお話は普通に楽しんでもらって欲しいですが、ぜひこの山岳村の伝説を一緒に解いて欲しいと思います。果たして〇〇様は存在するのか…それとも村人の嘘なのか…

どうぞこれからお楽しみください。

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