船内散策とロマン
ダーク・ノヴァⅡ
種族人工生命体
ステータスは測定不能
クイーンステラノイドによって作成された生命体
ただしその自我は平凡な一般人
俺は前を歩くアバター・リビアについていく
「こちらが戦闘機の格納庫でございます。」
目の前にずらりとならぶ頭と手足をとった裸婦
それがまるで立体駐車場のような空間をぐるぐる回っている
「趣味が悪いぞ」
まさにこの一言につきる
「趣味が悪いとはどういう意味でしょう?先代様は破壊兵器とロボットはロマンと言っていました!また女性の裸体もロマンと言っていました!私は先代亡き後復活させるまでのあいだの暇潰しとしてロマンの塊を造ったのです!ちなみにこの戦闘機は私の首の下から放出する形になっております!先代のアーカイブにちびキャラはロマンとありました!」
何て物を作るんだ
「性能面では申し分無いかと思いますよ?現に様々な宇宙生物と戦って勝ち続けていますから」
へーそうなんだ
そして次の部屋に案内される
なにやら剣や杖などのファンタジーでお馴染みの物から近未来兵器までありとあらゆる武器が飾られている
「ここは武器や防具の保管庫でございます」
「ちなみにこの武器は全て先代が製造した世界を破壊しうる逸品ばかりです。ちなみに私の最終兵器はこのコレクションの中で究極の逸品!宇宙の藻屑となれ爆撃君です」
ナビゲートしてくれている存在を無視して一本のメカメカしい柄を手に取る
ビーン
柄から虹色の光が刃の形に纏まる
「こちらは光粒子ブレードでございます」
やベーかっけーこれ気に入ったわ
刃をしまうと次に銃の場所に行く
「こちらはエナジー粒子砲でございます」
うんなんかわかる
銃の発射口に目玉のような発射口がついている
その他にもハサミや巨大なミミズのような機械
もはや凶悪の言葉はこれらの武器のためにあるのでは?と言うごついものが後半続いたがどれも男のロマンと言えばそれにおさまってしまう
「次がこちらです」
これはまた
ホルマリン漬け?と言うのかいや培養液?まぁ
瓶詰めされた色んな形の生き物や鉱石が並べられ
上から脈打つパイプのようなものが繋がっている
「ちなみに今あなたが見ているのは先代の外殻の一部です」
へー
「ここに有るものからよりすぐりあなた様を製造いたしました」
ちょっと待て
「つまりこの中に俺の自我が入っていた物があるのか?」
少し考えると素振りを見せ
1つの瓶の前に案内された
「こちらは闇を生み出ししもの、悪の根元、破壊をもたらす物、世界を創る物、と呼ばれる存在の遺物です」
そこには液晶が割れたにも関わらず放電しながら意味のわからない映像を映し出す赤いスマホ
俺のじゃねーかー
てことはなにか?俺がその物騒な存在なわけ?
あー見なきゃよかった
その他にも書物庫や兵器製造エリア
そして部下を製造する場所を見て回った
それにしてもあの光粒子兵器は実に試してみたい




