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小さな物語  作者:
4/8

小人さん① エミリオ視点

俺が目を覚ますと そこは知ってる天井だった。

おととい 拾った小人は昨日 目をさました。

「ここは異世界なのか」

小人は言った。小人はどうやら異世界からやってきたらしい。

名前は 小鳩 ミドリ 可愛らしいらしい名前の小人だった


俺の名前はエミリオ・アーティラス 城の第二師団の平兵士である。

ミドリは自己紹介をすませるとエミリオの部屋を見渡して悲鳴をあげた。

エミリオが何事かと尋ねれば なんてことはない部屋が汚いという。

「なんだ そんなことか」

とエミリオが笑うと ミドリはまるで悪鬼のごとく顔をゆがませた。

ミドリは悲鳴をあげながら、雑巾とモップの場所を聞くとエミリオの部屋の掃除を始めた。

残念ながら、モップはもてなかったが自分の身の丈 以上もある雑巾を使って器用にも部屋をきれいにしてみせた。まるで魔法のようだ。 いやエミリオの知っている魔法とは随分ちがうのだが

「小人や妖精が綺麗好きというのは本当だったのか」

エミリオはつぶやいた。

ミドリはエミリオの部屋をすっかりきれいにしてしまうと風呂に入りたいといった。

だが、ここにはミドリにあう風呂はない。

エミリオはコップにお湯を入れてやるとミドリに捧げた。

「熱湯じゃないだろうな?」

「安心しろぬるま湯だ」

温度を確認するとミドリはためらい無く服を脱ぎコップ風呂に飛び込んだ。

「いいお湯だ」

かなり気持ちよさそうだ。

「和むな」

エミリオも癒された。


次の日

食卓に用意されたのは 見覚えの無い料理だった。

「火はつかえたのか?」

「体が浮くんだ ものも動かせる」

どうやら 小人の力はダテじゃない様子

「美味そうだな 食べてもいいのか?」

おいしそうな黄色の物体に口から唾がこみ上げる


「もちろん おたべ」


俺は早速 その物体を口に入れた


「美味い!」

「おおげさだな ただのチーズオムレツだよ」

「こんな美味いものはじめて食べた!」

なかはトロトロとしていてチーズといったか? すこし薄い黄色の物体が濃い黄色と混ざって舌の上で

濃厚な味わいをだしている。 パリパリとしたサラダもまた美味い。

俺はすっかり平らげると満足した。

「ありがとう ミドリ!」

「別に 喜んでもらえてよかった 仕事は何時からなんだ」

「今日はまだ時間がある 良ければ 町を案内してやろう」

ミドリはパアーと顔を輝かせた。

「本当! 嬉しい!」

今日はいい日になりそうだ。

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