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元地球人は超科学技術を持った宇宙人に転生しちゃった  作者: フレカレディカ


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前世

 私の名はエリス・ラザム。元地球人のミリタリー好きだった。前世の名前は忘れてしまった。今は転生して惑星調査局探査課に出勤している。

 この課は惑星を渡り歩いて実態と調査、交流と物流を任せられているが、本当は窓際社員と同類である。三人しか居ないし、皆観光気分で惑星を訪れては適度に遊んでいる。

「エリス、次はどんな惑星に行くの?」

 リナは私の同僚だ。

毎日、書類整理をしながら不味い菓子を食べている。この惑星では別に珍しくもない味だが、よく毎日飽きないものだと思う。

 何故太らないのか気になってしまう。

「次はサヘラン星に行こうかな。調査したのは数十年前だし、仕事した風にできる」

「さすがサボりのプロ。あそこ海水しかないし水着新調したって言ってたから遊ぶ気満々じゃん」

「――否定はしない」

 この探査課は国家予算の余剰分で生き残っている。良く思わない連中もいるが、一定の成果を献上しているので首の皮は幾らでも繋げられていた。

「にしても、貴女は軍を辞めてどうしてこっちに?」

「戦争とかは数十年前に終わったし、そろそろ身を休めたかったからね」

 エリスの種族セファル人は数千年の長命種族で、数十年軍に配属されて疲れたから窓際として入った経歴がある。

「お〜い、エリス君。居るかな〜?」

 エリスを呼んでいるのは課長のロレンス。リナと同じでノクシア人だ。寿命は地球の人類と同じだが、頭の回転率が高い。逆にセファル人は力が重機並みに強い。自動車なんかも軽々持てる。

「どうしたんですか、課長」

「面白いものが回収されたから見てほしいんだ」

 課長は物珍しい物や事を仕入れては皆に見せてくる変人だ。さて、今回はどんなものを仕入れたのか……。

「これなんだが、旧世代が作ったものじゃないかと予想しているのだが、どう思う?」

 物の入札リストのホログラム映像を浮かび上がらせると、それはエリスにとってとても見覚えのあるロゴが確認された。

「――NASA」

 そのロゴは地球人なら一度は見たであろう有名なものだった。


どうも! 新作です!

大分私が本来作りたかった小説が遅れているので、今回はその合間につくった小説を公開します!

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