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第2話 高校生活の始まり


ゲームでの最後のストーリーがクソすぎて、鬱気味の私ではあるが、この高校の指定の制服を着て登校する事にした。


ちなみに、この制服は一番でかい服でこれ以上太るとオーダーメイドと言う高いものを注文しなければいけなくなってしまっているので、これ以上は太れないのだが、ゲームのストーリーがクソすぎて、ダビスタに乙女の心を傷つけられたような感じがして、やけ食いをしてしまったせいで、更にこの制服がぴちぴちである。


高校は同じ中学からの人が多く、私の事を暴言を吐きながら断った淳介くんも同じ高校の通う事になっている。


中学最後の淳介くんの言葉が


「あれ、今度はブタ高に通うんだっけ?」


「違うよ淳介くん、ブタ小屋に通うんだよ」


「あっそか〜あははははは〜」


と彼女と二人で私の事を笑いものにしてくる。

もう、私は淳介くんのことは顔はイケメンだけど性格はクズのカスであると私の中で認定されているので、淳介くんの横にいる彼女は気の毒だと勝手に思っている。


思って何が悪い。ブタの私にはこうして悲観しながらじゃないと、イジメられて不登校になってしまう。


高校に向かい、教室に入ると、淳介くんとは別のクラスのようで私は安心した。


気まずくなると言うよりも、まだ私のあだ名を知らない人たちにまで『ブタ』とは言われたくないし、いじられたくはない。


「え〜では自己紹介をしてもらう。一番前の人から順に言って言ってくれ。」


教卓に立っている、担任の先生に命じられて一番前の人から順に自己紹介をして行った。


「え〜っと、東野悠介です。よろしくお願いします。趣味はバスケです。なので、バスケ部に入ろうと思うのでよろしくお願いします。」


「僕だね、え〜と板尾たかしです。たかしの部分だけひらがななので覚えやすいと思います。よろしくお願いします。」


など、一番最初のやつが長文で挨拶するせいで、後ろの人も長々と自己紹介をし始めてしまった。


名前を言うだけで良いはずの自己紹介が色々な自分の事をさらけ出そう!!自己紹介になってしまった。


誰か、この負の自己紹介を止めてくれと思ったのだが、願いは届かずに私の番になってしまった。


「えっと、沢田美久です。よしくお願いします。」


私がこの負の連鎖を断ち切ったが、「なんだ、その面白くない自己紹介は!?」・「うわ〜興醒め」など私に対する事なのだろうか、コソコソと話されている気がする。


そして、私の次の人が美人ってこの学校は私に喧嘩を売っているのだろうか?喧嘩なら買うぞ校長!!


このクラスにしたのは校長では無いとは思うが、この学校のトップである校長に殺意を持っていると、私の後ろにいる美人の人が自己紹介を始めた。


ロングヘアーで目が大きくお人形さん見たい。家とかでは、ルイボスティーを飲だりしていそうな、ゆるふわ系であり美少女のが自己紹介をするため立った。


「津田琴音です。よろしくお願いします」


美人が自己紹介しただけなのに、クラス中の男子が歓声の声を上げた。私の時は、文句しかいわないのに...やはり、美人なこの学校と言う世界を収めるのだろうか?


次に自己紹介するにが、またもやイケメンの人の自己紹介


え、マジで私に対する嫌がらせなのではないかっと本気で思ってしまっている。


「俺の名前は、津田荼毘です。よろしく」


またもや、イケメンなので女性たちが悲鳴をあげている。その様子を男子たちが見ているが、何か不満そうである。そう、今男子どもが抱いた気持ちが私が抱いていた気持ちだと言いたいが、言えるわけがない...


しかし、あの荼毘と言うイケメンの男は私がゲームの中で恋して、絶望したダビスタに似ているような...


頭の髪色を黒から金髪にしるだけでかなりにてくるはね。と言うか、くりそつね。あの、大きな目と髪型それに爽やかイケメンにているわね。


だけど、関わらないでおこう。

もし、私があのイケメンに告白とか喋ったりとかすると絶対に他の女子生徒からいじめでは無く、殺人・脅迫などの手紙が送られてくるに違いない。


「自覚しろブタが」


とかなら、数千枚とかくるんじゃないだろうか?


そんな事を考えていると、自己紹介も終わってしまった。


しかし、何故か私のクラスの美少女とイケメンがこのクラスにいるのだろうか?


もしかしたら、校長がクソブタがいるから、美少女とイケメンを置いて目立たなくさせようとしてくれたのだろうか?


多少校長の殺意が消えた。

私の存在感を消してくれるにはありがたい。

デブで幅をとってしまい、目立ってしまうそうすると、ブタだとかのあだ名がまた高校でも流行ってしない、ブタとか呼ばれてしまう。


しかし、今日は自己紹介などを済ませる時だけ、私に注目が浴びたが、ブタなどのあだ名では呼ばれなかった。


私の後ろにいる、美少女とイケメンのおかげでなんとか今日は呼ばれずに済んだ。


私は津田さんの前の席なのだが、後ろに方に聞き耳を立てているのだが、男子や女子に話しかけられても、嫌な顔をせず返事をする良い子である。


私があった美人は『ブタ』とか『死ね』とかを連発する人などが多かったから、美人は全て性格は怖い人と勘違いしていたようだ。



だけど、それは美人と釣り合う人としか接しないんだろうがな。私みたいなブタが美少女と話したら月とスッポン...あれ、じゃあむしろ私の方に寄ってくるんじゃないのかな?


美少女はブスの横に立つと更に美少女が際立つので...


まあ、気持ち悪がって話しかけてこないんだろうがな...


更に、津田さんの後ろにいる、荼毘は女性に話しかけられているのにも関わらず、無視を突き通している。


もしかしてあれか?

俺と話せるに値するのは、美人だけだ。


話しかけないでくれ的な....


まあ、イケメンだから無視をしても話しかけている女性は諦めずに話しかけている。


むしろ、しゃべらない無口なところもイケメンだそうで、色々話しかけている。


しかし、美少女・イケメンともなると、どんな異性の人からのアプローチをしてくれてよりどりみどりでいいな〜っと少し羨ましく思ってしまった。

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