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テーマなし詩集

飴か 鞭か

作者: 歌川 詩季

 ほめられて、のびるタイプってありますね。

 聞きしに勝るを ()められたのより

 前評判の低さを嘆くよ

 さすがに 鳴り物入りとはいかないか

 まばらな拍手が 暖かくも お寒くて


 ほんとは粗品をもってまわりたいほど

 ありがたいんだけど

 自己分析では 甘やかすと堕落するタイプ


 (あめ)(むち)かを選ばせて

 (あめ)をとるなら ()めるんじゃない、と

 他人の舌先でころがされなくなかったら

 ハッカ味のやつでがまんしろ、とさ



 この身に余ると謙遜しつつも

 なんだかんだで辞退はしないよ

 とはいえ お(すみ)をつけてはくれないか

 下にはテロップ 流れるけど 短いぞ


 内緒で録画しといて見返したほど

 誇らしいんだけど

 星占いでは おだてられてつけあがるタイプ


 (あめ)(むち)かで迷わせて

 (むち)をとるなら いい度胸だな、と

 叩いて(きた)えあげ(はがね)みたいになるまでは

 ミント味のガムをかんでいろ、とさ

 ほめられても、うたがうタイプってのも、あると思います。

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― 新着の感想 ―
[一言] >鍛冶屋とかのイメージ 大丈夫です。 分かってます(笑) ただ、叩いてるものが鞭だけに あえて無知のフリしてみようかと
[一言] 鞭で叩かれて 鋼の硬さになるようじゃ タダの変態さんでは と思ったり思わなかったり
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